38話 ページ39
稜雅だと思った人影は、
今日お店に来たあの面倒なお客様だった。
客『閉店までいたんだね。』
まさか、ずっと待ってたの…？
客『どこ行きたい？美味しいご飯でも食べる？あ！デザートが良い？』
一方的に話しかけてくるこの人。
予想もしていなかったことに、
驚きすぎて、何も言えない。
それに、こんな時間にそんなもの食べたくない。
客『無視？酷くない？お客様だよ〜』
怖い怖い怖い。
客『あ、もうお店の外なんだから、男と女か！』
やばい、腕掴まれた…
逃げないと…!!
辺りを見渡しても、近くにお店などはない。
シャッター閉まっちゃったし、、
私『稜雅、、助けて…』
声を出そうと頑張ったが、
恐怖心のせいで、声は全然出なかった。
終わった…。
そう思った瞬間、
誰かが、その人を蹴り飛ばした。
？『もう二度と来んな！変態馬鹿野郎が!!』
そう捨て台詞を吐いたと思いきや、
私の手を握って走り出した、
北村くん。
助けくれたのは、北村くんだった。
あの男の人がついてこられないように、
猛ダッシュで走り出した。
匠『はぁ、もう大丈夫！怪我とかしてない？』
息切れしながら、私を心配してくれる北村くん。
私『うん、大丈夫。ごめん、ありがとう…』
怖くて仕方なかったから、その状態から解放されたと思うと、涙が溢れ出てきた。
匠『遅くなってごめんね、、全然気づかなくて…』
北村くんが居なかったら、どうなってたか…
そう考えると、また涙が溢れて、止まらなくなる。
匠『もう大丈夫だから…！』
そう言い、抱きしめてきた北村くん。
？『ん…？俺、見ちゃいけないもん見た…』
この声…
私『んんん稜雅ああああ』
稜『ほわっ!?なんで泣いてんの…どうした？』
急に抱きしめてしまい、びっくりしたのか変な驚き方をする稜雅。
私『ごわがっだあああ』
稜『おぉ…えっと…？』
泣いていて話せない私の代わりに、
北村くんがさっきの出来事を話してくれた。
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パン粉のすけ。(プロフ) - みーなさん» 寂しいと思ってくださって嬉しいことなのですが、残念ながら続編を作ろうとは思っていません…！あまりにもご希望の声が多ければ、考えようと思います！ (2019年5月3日 19時) (
レス) id: 4f1d5477a4 (このIDを非表示/違反報告)
パン粉のすけ。(プロフ) - ゆいなさん» 最後までお付き合い頂きありがとうございました！コメントもいつもしてくださって、嬉しかったです！！ (2019年5月3日 19時) (レス) id: 4f1d5477a4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - 最高すぎました！お疲れ様でした！！！ (2019年5月3日 16時) (レス) id: 68cd06e107 (このIDを非表示/違反報告)
みーな(プロフ) - 終わっちゃったの寂しいです！その後が気になります！ (2019年5月3日 15時) (レス) id: 2db34c723d (このIDを非表示/違反報告)
パン粉のすけ。(プロフ) - ゆいなさん» そんなこと言って頂けるなんて嬉しいです…!!毎回コメントありがとうございます！是非楽しみにしていてください！！ (2019年3月29日 23時) (レス) id: 4f1d5477a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パン粉のすけ。 | 作成日時：2019年3月21日 12時
