昔の話___.*【過去編start】 ページ9
「ん、………、」
目を覚ますと、そこは何もない真っ黒な世界だった。
ただ、その世界に一つだけ、青白い光が差し込んでいた。
「早く出たいんだけど、」
私は、足を速めてその光が差し込む方向へと進む、。
近づいたと思ったら、私の脳内にある記憶が流れてきた、___。
「!!!っ、………!!」
*****************
ロリAside.*
住むところも無ければ、食べるものもない。
ただ、道をうろつきながら自分を拾ってくれる人を探す毎日、。
「そろそろ、……つかれた…」
傷だらけの足を休ませるために、私は公園へ向かった。
木々の影が揺らめくベンチでただ、空を見つめていた。
「(これから、…どうしよう)」
愛していた両親には捨てられ、周りは私を疫病神と呼び、私を貶した。
「(もう、いくところなんて___)」
その時、一人の少年の泣き声が聞こえたのだった。
?「っく、…ひっ、…く……ぁ…うぅ…」
「ねぇ、君、どうしたの?」
私と似た感じのぼろぼろの衣服に身を纏った少年に声をかける。
?「!!あ、…ぼっ、僕ははは、」
「落ち着きなよ、」
人が怖いのか、私を見ると慌てふためき木の陰に隠れてしまった。
「何か、あったの?」
こんなボロボロの私が吐く台詞ではないが、…ね。
?「たっ、…ただ、っ、…おうち、のっ、…そとにださっ、…れてぇ」
「何、外に出された?、…、馬鹿げたことでもしたの?」
?「しっ、してないよ!!、…もう、…もどってくるなって、…いわれちゃって」
「…、お腹空いてるの、?」
先ほどから抱えられた腹は、多分お腹空いてるのではないかと察した。
?「う、…うん」
少し、頬を赤らめ照れくさそうに告げる少年。
「名前は、?私は、A。食べ物、…食べれるところ教えてあげる、」
敦「ほんとう!!??、ぼく、中島敦っていうんだ!!」
「敦くんね、…おかね、ある?」
敦「少しなら………、」
手に握られた、五百円玉。
「…そうね、…買えるし…」
敦「(きょとん、)」
「美味しいもの、たべたいでしょ?」
敦「…!!うんっ、!!!!!」
私は、取りあえず付近にあったスーパーに連れて行った。
「(これぐらいなら、買えたはず)」
敦君の手を引いて私は、あるコーナーへと向かった。
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雪崎リュア - ありがとうございます!!、頑張ります!!、(*´Д`*) (2017年12月7日 18時) (レス) id: 9359e2340c (このIDを非表示/違反報告)
ベル - いつも楽しく見させてもらってます!頑張ってください! (2017年12月4日 20時) (レス) id: 71be4a069f (このIDを非表示/違反報告)
雪崎リュア - お知らせです!!:水曜日、また今週は日曜は更新できません!!(><)その他は頑張らせていただきます!!、 (2017年11月29日 17時) (レス) id: 9359e2340c (このIDを非表示/違反報告)
雪崎リュア - ベルさん» おお、ありがとうございます!! (2017年11月19日 11時) (レス) id: 9359e2340c (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 最高としか言えない! (2017年11月17日 22時) (レス) id: 71be4a069f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪崎リュア | 作成日時:2017年11月17日 17時