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忘れて ページ47

A「そういえば、私の不幸って何だろう?」



ガラッ



A「ただいま」



事務所にいた全員がこっちを向いた



アキノリ「ん?誰だ?」



A「え…?」



ナツメ「なんか…見たことあるような…」



ウィスパー「新しい依頼者ですか?」



ミッチー「ナツメさんに近づく者は誰であろうと許さん!」



トウマ「君は…誰?」



暗闇に突き落とされた気分になった



…ああ



私の不幸は



「みんなから忘れられること」




一週間でも



大切な人達から忘れられることはとても辛い



A「…いえ、どうやら間違えたみたいです。すみませんでした」



ちゃんと笑えているだろうか



はたまた涙でぐちゃぐちゃになっているだろうか



ごめんなさい



もう貴方達とは会いません






一方



ジバニャン「A、元気にしてっかな…あ?Aって誰だ?」




コマさん「はて…Aとは誰だったか…」




オロチ「Aとは誰だったか…あとこの愛しい気持ちはなんなんだ…?」




ハルヤ「あれ…Aなんて知り合いいたか?」




カイラ「A?そんな者いただろうか…」




トウマ「何か足りない…なんだろう…このモヤモヤ…」




ナツメ「んー…何かを忘れてるような…」




アキノリ「あれ?他に誰かいたような…ま、いっか!」




この一週間



Aという妖怪はいないということになった



A「…消えてしまおうかな」



そう思いながら交差点を渡った


赤信号だとも知らずに



気づいた時には遅かったのだ



近くに迫るトラックの存在に



ドンッ



トラックが勢いよくぶつかり、私を引きずった



ビシャッ


血飛沫が飛び散り、身体中が痛みに覆われた



…まあいいか



消えるつもりだったから



その時



「シャァァァァァ!!」



バキィ!!



一瞬にしてトラックが壊れた



ジバニャン「大丈夫か?」



私の前に立ったのは間違いなく、ジバニャンだった



A「…はい、ご迷惑をかけて申し訳ありませんでした」



私はすぐにその場を立ち去ろうとした



ジバニャンを見れば泣いてしまいそうだったから



ジバニャン「…待てよ」



ジバニャンは私の腕を掴んだ



ジバニャン「お前…いや、なんでもない」



A「…そうですか」

思い出した→←ツチノコ



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アンデル - ウリエルお嬢様(ΦωΦ)さん» コマじろうゲットして変えるの忘れとった…ありがとうございます!お恥ずかしい限りです/// (2019年3月13日 22時) (レス) id: 8be82b0ba7 (このIDを非表示/違反報告)
ウリエルお嬢様(ΦωΦ) - 落蛙岩石ですよ! (2019年2月11日 10時) (レス) id: 2359e5a0b1 (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - Mahtaさん» はい! (2018年12月16日 8時) (レス) id: 3088cdb8a1 (このIDを非表示/違反報告)
Mahta(プロフ) - まーとりまがんばえー。おーえんしてるぞー! (2018年12月15日 23時) (レス) id: 7a57e948cf (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - Mahtaさん» あ、ありがとうございます!お褒めに預かり光栄です! (2018年12月15日 23時) (レス) id: 3088cdb8a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アンデル | 作成日時:2018年9月10日 21時

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