【妖怪ウォッチ】みんなとの日常2【シャドウサイド】

ウィスパーの頑張り ページ40

ケースケ「ど、どうしよう…」


ピロン


タンク「お？なんだ？」


「元町タワーから空を飛ぶことを希望している三人が揃いました。これより実行に移します」


ビュオ！


三人「うわあ！」


三人の体は勝手に動き元町タワーへ走って行ってしまった


A「追いかけないと！」


トウマ「A！」


ナツメ「あの影は…」


アキノリ「きっとセバスさんだ！俺達も行こう！」


ナツメ「うん！」



ウィスパー「うーむ…なんとかしてあたくしの優秀な執事っぷりを皆さんにアピールしなくては…ただ主人公の周りででうぃすうぃす言うだけではおもしろキャラになってしまうでうぃす」


三人「うわあああああ！！」


ウィスパー「うぃす？」


例の三人が走っていくのが見えた


ウィスパー「ムムッ！これはあたくしの執事力を見せつけるチャンスでうぃす！」


ウィスパーは、三人のところへ行った


ウィスパー「ケースケきゅん、ファイト！ファイト！ファイトー！」


ケースケ「違う違う！ジョギングしてるわけじゃないし！」


ウィスパー「あれま！ではAさんは何を？」


A「ケースケ達を追いかけてるんだよ！」


ウィスパー「ではケースケ君は？」


ケースケ「セバスさんに取り憑かれちゃったんだ！なんとかして！」


ウィスパー「ムムムッ！いいでしょう！ここで会ったが100年目！どちらがより優秀なお手伝い妖怪かはっきり白黒つけてやるでうぃす！」


ケースケ「どうでもいいから早くなんとかしてー！」


ウィスパー「そうですねえ…ここはやはり頭脳派の私らしく、スマートな交渉術で挑むか…はたまた密かに鍛えた必殺の執事パンチをお見舞いするべきか…」


ケースケ「ペラペラ喋ってないで助けてー！」


A「もう先行ってるからなあああああ！！」


ウィスパー「うぃす！？」


ヒュッ


ウィスパー「やりますねセバスさん！このあたくしの足止めをするとは！」


ケースケ「ウィスパーが勝手に脱落しただけじゃん！」


ウィスパー「今から本気出すでうぃす！執事真剣奥義！超速パッド16連打！！」


ケースケ「それ執事と関係ないしー！！」


ウィスパー「ちょっと！おのれセバスさん！あたくしを孤立させて精神的に追い詰めるとは！敵ながらあっぱれな作戦でうぃす！」


ケースケ「そっちが勝手に孤立してるだけでしょー！？」

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