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語り合い ページ25

オロチ「たとえ私と戦ってもか?」


テリー「わん!」


すると、オロチに操られていた動物達が元に戻った


オロチ「…そうか」


オロチが指を鳴らすと、失踪した人間達も戻ってきた


ケースケ「タンク!コージ!」


ナツメ「オロチ…」


オロチ「好きにするがいい。それと…」


オロチは倒れているAに近づいた


オロチ「お前…」


手を頰に当てる


A「…この匂い…覚えてるよ…オロチ、だろう…?」


オロチ「やはりAだったのか…!」


A「しばらく会ってないうちに変わったな…」


オロチ「…すまない」


A「…いいんだ…30年もすれば人も妖怪も変わること…分かってるしな」


オロチ「…そうか」


オロチはAを抱き上げた


トウマ「Aをどうするんだ!」


オロチ「Aが傷ついた原因は俺にある。だから連れて帰り治療をさせてもらいたい」


トウマ「…分かったよ。ただし、絶対に変なことはするな!」


オロチ「約束しよう。約束事は守る主義なんでな」


ヒュッ





それから何時間経ったか分からない


私が目を覚ますと、オロチは優しい顔で頭を撫でてくれた


オロチは私が目を覚ますまでずっと看病してくれていたらしい


…膝枕で


オロチ「少し見ないうちに一層美人になったな」


A「そんなことない…その代わり、力は弱くなった」


オロチ「いや…Aと戦った時、正直負けるかと思ったぞ」


A「…まだ強くならなきゃダメなんだ…もっと強くならなきゃ、トウマ達を守れない。私は…トウマ達を守れる力が欲しい」


オロチ「あの者達が羨ましい…Aにこんなに思ってもらえるのだからな」


A「オロチ…?」


オロチ「…帰りは私が送ろう」


A「え…一人で帰れるのに…」


オロチ「私が送りたいのだ。…おやすみ」


チュッ


オロチに頬にキスされた瞬間、私の意識は途切れた




オロチ「…愛してる」





目を覚ますと、私はトウマの家に戻っていた


…またオロチに会えるよな

27話さまよえるコマじろう→←激闘



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アンデル - ウリエルお嬢様(ΦωΦ)さん» コマじろうゲットして変えるの忘れとった…ありがとうございます!お恥ずかしい限りです/// (2019年3月13日 22時) (レス) id: 8be82b0ba7 (このIDを非表示/違反報告)
ウリエルお嬢様(ΦωΦ) - 落蛙岩石ですよ! (2019年2月11日 10時) (レス) id: 2359e5a0b1 (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - Mahtaさん» はい! (2018年12月16日 8時) (レス) id: 3088cdb8a1 (このIDを非表示/違反報告)
Mahta(プロフ) - まーとりまがんばえー。おーえんしてるぞー! (2018年12月15日 23時) (レス) id: 7a57e948cf (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - Mahtaさん» あ、ありがとうございます!お褒めに預かり光栄です! (2018年12月15日 23時) (レス) id: 3088cdb8a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アンデル | 作成日時:2018年9月10日 21時

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