【妖怪ウォッチ】みんなとの日常2【シャドウサイド】

激闘 ページ24

二人は一斉にあいつに襲いかかる


「グワァァーーーー！！」


端にいた龍がミツマタノヅチに噛み付いた


アキノリ「今だ！麒麟！」


麒麟「おう！」


麒麟は敵に突進して体当たりをするが、返り討ちにあった


A「くらえ！！」


私は素早くオロチに斬りかかる


思った通り、体がでかいと起動が遅い


…隙だらけだ


ザシュッ！


十分にダメージは与えられているはずだが…


オロチ「小癪な…！」


A「ぐっ…」


私はどつきをくらい倒れてしまった


オロチ「あの刀さばき…まさかお前は…」


ナツメ「A！」


アキノリ「麒麟！」


ナツメ「ねえ！Aの体から血が出てる！」


トウマ「きっと傷口が開いたんだ！Aはまだ怪我が完治してなかったはず！」


ナツメ「そんな…！」


トウマ「よくもAを！憑依！剣舞魔人朱雀！我に力を！」




朱雀「朱雀…参上！」


ガンッ！ガンッ！


激しいぶつかり合いが続く


朱雀「くらえ！蒼天十事将！！」


オロチ「ぐおおおおおおおおお！！」


やったか…と思ったらこっちに覇王玉を撃ってくる


ナツメ「あれは…！」


アキノリ「まずいぞ！地下水道ごと吹き飛ばす気だ！」


A「行かないと…」


ナツメ「ダメだよ！」


A「私が…みんなを守るんだ！」


朱雀「やらせん！」


ドカーン！


刀を持ち、みんなを守るように前に立ったものがいた


傷だらけの体…それは間違いなくAだった


トウマ「Aーーーーーーー！！！」


A「これで少しは…防げましたか？」


Aはそのまま前に倒れこんだ


オロチ「ほう、小娘が守ったか…なら今度は完全に殺してやる！」


ナツメ「もうやめて！！」


マナミ「テリー！どこー！？…みんな！」


ケースケ「マナミ！来ちゃダメだ！」


マナミ「え？…ひっ！きゃああああああああ！！」


オロチ「グワァァーーーーーー！！」


ピタッ


オロチの攻撃を誰かが防いだ


ナツメでもトウマでもアキノリでもない


もちろんAでもない


止めたのは…マナミの愛犬のテリーだった


トウマ「この犬は…」


アキノリ「ひょっとしてテリーか！？」


テリー「わん！わん！」


オロチはテリーをしばらく見つめ、ライトサイドに戻った


オロチ「そいつを守るというのか…」


テリー「わん！」


それに答えるようにテリーは吠える

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