問題３１ ページ32
降谷side
やってしまった。
朝、Aにどうしてこうなったかを説明したあと、Aは謝り、逃げた。
正直逃げると思っていなかったので驚いたが、すぐ僕も彼女のあとを追った
彼女を見つけると、知らない男といた。
もしかして.....
その予想は当たった。
その男はジンだった。
するとAが、謝っていて、ジンが何か言ったあとにAが顔をあげると
ジンが彼女を抱き締めていた。
その光景をみた僕の心には黒いドロドロしたものが流れてきた。
すぐに僕はジンとAのところに行き、一瞬ジンが銃を出そうとしたが、ウォッカが出てきたこともあって、ジンはその場から立ち去った。
でも確かに去る前に
ジ「...A、じゃあな。」
と言った。
なぜジンが彼女の名前を知っているのかも驚いたが、その前にジンがAは関係ある人間だ。そう言った
その言葉に、何でジンが知っていて僕が知らないんだ、という醜い嫉妬心が出た。
そしてAは、またすぐにその場を去ろうとした。
だから、その手首を掴み
零「僕のこと避けてますよね？」
と聞いた。
半分冗談のつもりだったのだが、どうやら本当にそうらしく、ショックだった。
彼女のことが知りたかったのか、またはジンに負けたくなかったのかわからないが、彼女を質問攻めにしてしまった。
『貴方が悪い人だから避けてるんです！簡単なことでしょ？でもこれではっきりしました。貴方と零は絶対に違う人だってことが！』
Aは怒った。
今まで、もちろん高校のときだって、彼女の怒る姿を見たことが無かった僕は固まってしまった。
『零は....私の元カレは警察官になりたいと言っていました。多分正義感の強い彼なら今頃なってると思います。でも貴方は違う、貴方は....悪です。』
その言葉も辛かったが次の発言は完璧に僕にダメージを負わせた。
『....もう...私に...関わらないでもらえますか。』
そう言って彼女は去っていった
...何でこんなことになったんだろう...
もう彼女は僕に話しかけてくれないのか？
それとももう僕の前に現れてさえくれないのか？
僕の頬に何か温かいものが流れてきた。
それが涙だとわかるのに、時間はかからなかった。
零「ハッ、こんなことで泣くなんて公安失格だな...」
こんなところをあいつらが見たら笑うだろうか、呆れるだろうか。
...辛いな
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夏織 - ナナさん» ありがとうございます！そう言ってもらえてとても嬉しいです...（泣）。ナナ様のような暖かな読者の方々に支えられやってこられました。今まで本当にありがとうございました！ (2019年3月7日 23時) (
レス) id: 24813d4ac7 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - お疲れさまでした!この作品好きだったので、一読者としては続編を読みたい！っていう気持ちはとてもあるのですが、夏織様が決めたことなので…。この作品は、続編がなくてもとても面白いです。が、面白いがゆえに、続きが気になっちゃいました。今までお疲れさまでした (2019年3月3日 23時) (レス) id: c05e0eb5fe (このIDを非表示/違反報告)
夏織 - iqqvyuuさん» ありがとうございます。これで終わりです、今までありがとうございました！ (2019年2月19日 19時) (レス) id: 256198d1e4 (このIDを非表示/違反報告)
iqqvyuu(プロフ) - 夏織さん» これで完結なのですか!!お疲れ様です (2019年2月19日 16時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)
夏織 - 明里香さん» ご指摘ありがとうございます！これからも頑張りますのでよろしくお願いします！ (2018年12月31日 8時) (レス) id: 256198d1e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏織 | 作成日時：2018年12月9日 22時
