小話【ジョングク君は手を抜かない 1】 ページ49
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【ジョングク君は手を抜かない 1】
「…えっ、今、なんて言った？」
「だから、ヒョン、Aヌナに会いたくないですか？」
「そそそっ、そんなの会えるなら合いたいに決まってるじゃないかっ！！」
思わず言葉がどもるほど会いたいのか。
偶然降ってわいた休暇に、一度は自分がヌナに会いに行こうと思っていたのに、それがダメになりそうだった時に、ふと、思いついた一つの計画。
それを実行に移そうと決めて、ヒョンに声を掛けたら、思っていたよりも反応が凄くて、スムーズに進んでいく話に、思わず声を出して笑いそうになるのを堪える。
「…で、えっと…、結局僕はどうしたらいいの？」
「じゃあ、まずこれ付けてください。」
「…えっ…これって、あれだよね…猫耳的な…僕がつけるの？」
「そうですよ？あと、これ犬耳です。それと尻尾。」
愛用のバッグから取り出したヒョン用に特注した犬耳としっぽを目の前に差し出せば、それを見て目を点にしたジミニヒョンがええっ…とたじろぐ。
「え？これくらい別に付けれますよね？それとも、ヒョンのAヌナへの想いはこれもつけられない位な薄っぺらいものなんですか？」
「えっ…いや、っ…えっ、でもこれは流石に…。」
ペンサでは割となんでもこなすのに…なんて思いつつも、ならば…とちょっと引いてみる。
「じゃあいいです。」
手にしていた犬耳尻尾を再びバッグに戻しながらそう言うと、ジミニヒョンがちょっと焦りだし、もうちょっとかな…と思いながらも手は抜かない。
僕のヌナに会える手引きをするのに、半端な気持ちじゃ、困る。
「ええっ、Aヌナに会えるのは？！」
「つけてもらえないなら駄目です。しょうがないのでテヒョンイヒョンにお願いしてみます。」
できればジミニヒョンがいいかな、とは思ってるけど、別に、ジミニヒョンでもテヒョンイヒョンでも、そうじゃなくて他のヒョンでも最終的にヒョン達の誰かを送り込めればいいと思ってるから、引き下がる振りをすれば、ジミニヒョンが大慌てで縋りついてくる。
「ええええっ、ちょっ、ちょっと待って！テテは駄目だよ！！つ、付けるから！！僕がそれ付けるから！！」
「でも、ヒョン、さっき嫌そうだったし…」
「そっ、そんなことない！！というか、テテだけは駄目だよーーーっ、このとぉーーーりっ!!それ、僕が付けるから！！」
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おるが(プロフ) - Rさん» お返事させて頂きました、ご確認いただければと思います♪ (2020年9月19日 19時) (
レス) id: 8701f20bcc (このIDを非表示/違反報告)
おるが(プロフ) - Rさん» 後ほどメッセージにてお返事させていただきますね、少々お待ちくださいませー； (2020年9月14日 9時) (レス) id: 18dc2cad43 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - 続きが気になります！！パスワード教えて下さると嬉しいです！ (2020年8月25日 23時) (レス) id: 6721bb2d67 (このIDを非表示/違反報告)
おるが(プロフ) - 。さん» 先ほどこみゅツールのメッセージにてお返事いたしましたので、ご確認をいただければと思います♪ (2020年1月19日 12時) (レス) id: 8701f20bcc (このIDを非表示/違反報告)
。(プロフ) - 最高です！ぜひパスワード教えて欲しいですよろしくお願いします^_^ (2020年1月10日 23時) (レス) id: b29293d8b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おるが
| 作成日時：2019年1月7日 23時
