お話 31 SIDE:ジョングク ページ31
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ふんふんふーん♪
鼻歌を口ずさみながら、端末を操作してイヤホンから流れてくる音のボリュームを調整する。
「あら、今日の黄金マンネはすこぶる機嫌が良さそうね？」
「はい、今日は朝から楽しい事尽くしで、気分良いんです。連絡の取れないヒョン達の代わりにこなしてる飛び入りの仕事もなんのその、ですよ。」
「そう、それはよかったわ。それにしてもあの子たち、何してんのかしらね？」
そう言って、メイクを落としながら話しかけてくるメイクヌナに、きっと忙しいんですよ、久しぶりのオフですから、とびきりの笑顔で返事して、しばらくこれ聴いてて沈むんで、と一言断って再び端末を操作する。
僕のヌナ。
生まれた時からヌナは僕だけのものだって、思ってた。
今もそれは変わらない。
僕だけのヌナ。
カムバックする度に知名度を上げ、知らなければ田舎者と笑われるくらいの人気を誇っているガールズグループの中心で、完璧なパフォーマンスを見せて艶やかなロングの黒髪を靡かせている、グループの中でも特に多くのファンの支持を獲得しているA。
僕のヌナ。
ヌナが大手の事務所にスカウトされてアイドルとしてデビューすることになったと聞いたのは、ヌナがそのスカウトされた事務所の宿舎に引っ越す当日のことで。
大きな荷物を部屋から運び出して行くヌナに、そんなに荷物もってどこ行くの？家出？なんて揶揄う様に聞いていたら、荷物運びを手伝っていたオンマに、あれ…お前には言ってなかったっけ？なんて、軽く言われてそのことを教えられた時の衝撃は、今でも夢に見るくらいだ。
もちろん、その時はショックを受けた素振りは一切見せずに、へえ〜なんて軽い口調で返したのだけれど、実際は部屋に籠ってその事務所の事や、ヌナが新しく住む宿舎がどこにあるかなどを必死で調べていた。
ヌナが居ない生活なんて耐えられないから。
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おるが(プロフ) - Rさん» お返事させて頂きました、ご確認いただければと思います♪ (2020年9月19日 19時) (
レス) id: 8701f20bcc (このIDを非表示/違反報告)
おるが(プロフ) - Rさん» 後ほどメッセージにてお返事させていただきますね、少々お待ちくださいませー； (2020年9月14日 9時) (レス) id: 18dc2cad43 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - 続きが気になります！！パスワード教えて下さると嬉しいです！ (2020年8月25日 23時) (レス) id: 6721bb2d67 (このIDを非表示/違反報告)
おるが(プロフ) - 。さん» 先ほどこみゅツールのメッセージにてお返事いたしましたので、ご確認をいただければと思います♪ (2020年1月19日 12時) (レス) id: 8701f20bcc (このIDを非表示/違反報告)
。(プロフ) - 最高です！ぜひパスワード教えて欲しいですよろしくお願いします^_^ (2020年1月10日 23時) (レス) id: b29293d8b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おるが
| 作成日時：2019年1月7日 23時
