お話 24 ページ24
.
「Aさん」
「…あー…、堅苦しくしなくていいよ、ジミン君と同じように呼んでくれていいから。」
「じゃあ、A。」
「…ねぇ、今の話聞いてた？ちゃんと聞いてた？」
「うん？あ、俺テヒョンだけど、A可愛いから特別にテテって呼んでいいよ。」
話が通じないよー…。
これってあれかな、世間一般でいう四次元？
注意しても無駄そうだな…と思って、早々に諦め、もこもこのクッションを手に取りソファーの方に腰を下ろすと、寝転がっていたテヒョン君がごろりと転がり、足元近くに移動してきて起き上がってくる。
「これ、キスマーク？ジミナがつけたの？ジミナの彼女？」
「わぁ…ぶっこんで聞いてくるねテヒョン君…。」
四次元発言に気を取られていると、いつのまにやら太ももに手を這わされ、ジミン君に付けられた赤い痕を指でなぞられ、くすぐったさに体の力が抜けていく。
「っ…ちょ………ッ…、何して…っ…」
っひーーーーッ、くすぐったいっ…ダメっ…力が入らなーーーーいっ…！！！
叫びたいけど、叫んだらなんか拙い気がして必死で耐えていると、テヒョン君の手がさらに際どい所にある赤い痕をなぞり始めた。
「ねぇ、Aはジミナの彼女？そうじゃない？」
「…えっ、いや…そういうのじゃない…けど……ッ、ていうか、手っ…テヒョン君っ…手を離ッ…」
やることやっちゃったけど、彼女かと聞かれれば別にそういう関係じゃないし…、なんて考えかけて、今はそんなことに気を取られている場合ではない、と気が付いた時にはすでに遅くて。
テヒョン君が完全に起き上がってきて、隣に片足を乗り上げてきて押さえこまれて。
力の抜けた自分の手の力ではテヒョン君の腕を掴むだけで精一杯で。
気が付けば逃げられない状態になっていた。
「じゃあ俺もつける。彼女じゃないならいいよね、A？」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1997人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おるが(プロフ) - Rさん» お返事させて頂きました、ご確認いただければと思います♪ (2020年9月19日 19時) (
レス) id: 8701f20bcc (このIDを非表示/違反報告)
おるが(プロフ) - Rさん» 後ほどメッセージにてお返事させていただきますね、少々お待ちくださいませー； (2020年9月14日 9時) (レス) id: 18dc2cad43 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - 続きが気になります！！パスワード教えて下さると嬉しいです！ (2020年8月25日 23時) (レス) id: 6721bb2d67 (このIDを非表示/違反報告)
おるが(プロフ) - 。さん» 先ほどこみゅツールのメッセージにてお返事いたしましたので、ご確認をいただければと思います♪ (2020年1月19日 12時) (レス) id: 8701f20bcc (このIDを非表示/違反報告)
。(プロフ) - 最高です！ぜひパスワード教えて欲しいですよろしくお願いします^_^ (2020年1月10日 23時) (レス) id: b29293d8b2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おるが
| 作成日時：2019年1月7日 23時
