◆〜奪い愛〜

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機嫌を損ねさせてはいけない。

抵抗してはいけない。


言われたことには、従順でなければ、――――いけない。



でも、それを全て守っても、どうにもならないことも、ある。










ネクタイで縛られた手首を、細身ながらもしなやかな筋肉がついた腹筋の上に置きながら、膝をついて跨ったそこから猛ったソレが抜けるか抜けないか――という限界ギリギリまで腰を上げ、そこから一気に腰を下ろす。


「…ぁ、…あ……っ、ひ、ぁ…ッぁああっ…！」



過度の刺激にチカチカと視界は霞み、疲労でガクガクと震える膝はもうとっくに限界を訴えている。


けれど、だからと言って休むことは許されない。



「A？」


名前を呼ぶ声と共に体に這わされた手が、刺激と共にきゅっ…と立ち上がった乳首の先端を、わざとらしく擦り上げては、重力に従って僅かに垂れた胸全体を弄ぶように揉みしだいていく。


「…っ、んっ…ッ、ぁ…ッ、んッ…」



「感度が良いっていうのはいいんだけどさぁ、そんな動きで僕が満足するって、本当に思ってる？」




「思っ…て、な…」



言い訳は逆効果だと分かっていても、答えなければ、もっと酷い目に遭う――。



だから、必死で答えたのに。





「だよねぇ。じゃあ、もっとちゃんと僕に奉仕しなきゃ…でしょ？」



そう言って、ゆっくりと起き上がってきて、そのまま私をベッドに押し倒して乗り上げてきたオッパが、突き入れていた猛りを引き抜き、熱を隔てていたソレへと指を掛ける。



「…やっ…！…や、だっ……オッパ！ごめんなさ…ッ…」



慌てて謝ったけれど、その時には何もかもが手遅れで、ビチッ…という音と同時に外された避妊具がベッド脇へと投げ捨てられ。
隔てるものがなくなったオッパのソレが、再び秘所へと宛がわれる。




「いい子にしてたら、ナカに出すのはやめてあげる。…言ってる意味、分かるよね？」






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