お話 49 ページ6
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絶対そうだろ、っつーか、それ以外に在りえねぇだろこの仕打ちは…ッ!!
あ゛ー…背中痛ぇ…、マジで…。
痛む背中を片手で擦りながら、キョトン…とした顔で俺とジミンの顔を交合に見る隣のヤローの動向を気にしながら睨んでいたら、漸く合点が言ったらしい。
「ああ…!ヒョンのそっくりさんですね!」
なんて、何事も無かったかのようにポン…っと手を打たれて、ガクッと力が抜けて前のめりに崩れ落ちかける。
「わあっ…大丈夫ですか?」
崩れ落ちかけた俺に再度手を差し伸べてくれたことに感謝しつつ体を起こす。
「あ゛ー…大丈夫…っていうか、ごめん…今この場で訊いていいのかどうかわかんないんだけど、気になってしょうがないから聞くんだけどさぁ…。」
この際だから、聞いてもいいかなー。
もう気になって仕方ないんだよね。
本当は俺とジミンを間違えたことをもっと怒ってもいいんだろうけれど、さっきの一言で脱力してしまった瞬間になんだか怒りも一緒に抜け落ちてしまった。
あと、俺を軽々と後ろの席に引きずり込んできたコイツの底知れぬ力にちょっと怯んだのもある。
だって、隣に座ったら、なんかコイツの方が俺より体格良いし、背も高そうだし…。
でも、言葉遣い的にはジミンよりかは年下…なのか？
いや…年下かどうかは今は置いとくとしても、成人男性を軽く引きずり込む腕力とか普通にやべぇだろ…!!
あれこれ考えながら、気になっていることをどう言おうか考えていたら、目の前のヤローが「はい、なんですか?」と声を掛けてきた。
「あー…あのさぁ、ヒョンって…なに?」
教授の話…ちゃんと聞いておくべきだったなー…とゼミでの自分の態度を心の底から反省しながらそう聞けば、目の前のヤローことジョングクさんは、そこらへんの女のハートを纏めて100人くらいは余裕で打ち抜きそうな笑みを浮かべて、俺に色々と教えてくれた。
・
「まっ…マジか…!?えっ、じゃあ俺ジミンの事呼び捨てにしてるけど、それ俺とジミンの年齢考えたら普通に駄目なんじゃねぇの?」
そう言いながら、前の席のジミンに視線を移せば、俺の発言に何故か驚いたジョングクさんと同じく、驚いた顔をしたジミン見て、俺も驚く。
「えっ?!」
「えっ…Aさんヒョンより年下なんですか?」
「あ、うん、俺ジミンより一つ下なんだよ。っつーか、なんでジミンが驚くの?…じゃなくて、ジミン、俺より年上じゃん?!俺、ジミンのこと呼び捨てにしてたら拙いんじゃねぇの?」
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おるが(プロフ) - トナさん» トナ様、大変お待たせ致しましたーーーーー!!!またお楽しみいただける様、ちょっとずつですが更新頑張りますねー！コメントありがとうございます！励みになります♪ (2022年4月13日 11時) (
レス) id: 8701f20bcc (このIDを非表示/違反報告)
おるが(プロフ) - いおりさん» お話愉しんで頂けているようで嬉しい限りです。まったりとですが更新を再開しておりますので、またよろしければ覗いてみてやってください♪コメントありがとうございました！ (2022年4月13日 11時) (レス) id: 8701f20bcc (このIDを非表示/違反報告)
トナ(プロフ) - 久々の更新待ってました...!!!!!!楽しみに待ってます♡ (2022年4月12日 1時) (レス) @page30 id: 277f38f1a9 (このIDを非表示/違反報告)
いおり - わちゃわちゃ感が最高で見ていて、笑顔になりました!!更新、楽しみに待ってます!!!! (2021年2月25日 19時) (レス) id: 0fd6172cb6 (このIDを非表示/違反報告)
おるが(プロフ) - たろさん» コメントありがとうございます♪お話、愉しんで頂けているようで嬉しい限りです♪まったりですがこれからも更新して参りますので、お楽しみいただける様頑張りますねー！ (2020年11月23日 2時) (レス) id: 8701f20bcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おるが
| 作成日時：2019年9月16日 2時
