お話 72 ページ32
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「もうー、探しましたよAヒョン！」
口がっ！！！
塞がれて！！
って、いや、…なんで口！！！！！？
じゃなくて！！
この声はジョングク！！
背後からの声と、視界の端を掠めた服の袖の色から、俺の口を塞いできたのがグクだということはわかったけれど…。
後ろから俺の背中に凭れかかりながらも、確実に俺の口を封じにきているグクの手が!!
どう頑張っても引き剥がせない！！！！
「んんーーーーーっ！！！！んンッ！！！んーーーー、んんっ！！！！！」
「あっは、反応がジミニヒョンとそっくりですよ、Aヒョン！！本当に双子見たいですね！」
あっは、じゃねーーーーーっ！！！！
どんだけ力強いんだよ、お前！！！！
こっちは必死で俺の口を塞いでいるグクの手に指を掛けているのに、その当のグクの手はというと、全然びくともしないし、なんなら、更に口を塞ぐ手に力が込められて、尚且つ圧を掛けて凭れてきている。
つぶ…潰される…、ていうか、俺もう限界…。
「んーーーーーっ…！！！！ん……――…」
息出来ねぇー…
「わー！グガっ！！ジョングガっ！！！」
「えっ？！…あ、ヤバッ…、Aヒョンー？！」
「…っ、ハっ…っ、はぁ…っ…おまっ……お前…っ…！！」
酸欠で召されかけて漸く口は解放されたわけだけれど…。
「大丈夫ですか？」
そう言いながらも、がっちり俺を後ろからホールドしたまま離さないコイツは何なのっ？！
「ちょ…っ…、離せ、って…！」
「えー…、駄目ですよ！離したらAヒョン逃げるじゃないですか！」
「いや、逃げないから！というか、家の構造さっぱり分かってないから！！！！」
逃げないっつーか、もう完全に逃げる気力というか力もなくなったていうのが正しいんだけど…、とりあえず、逃げない(逃げれない)し、万が一逃げることが出来たとしても、そもそもこの家の構造が分からなくて速攻捕まるのがオチだと伝えると、それはどうやら理解できたらしい。
「あ、それもそうですね！」
「じゃあ！」
俺が非力だと理解したらしいグクの返事に、やっと解放される！？
…なんて一瞬でも思った俺が、馬鹿だった。
「あ、それとこれとは別問題で」
にこっ！
「え、何…何っ！？」
上を見上げたらある、突然の満面の笑みのジョングクがちょーーーーーーーーーー、怖ぇええんだけどぉおおおおおおお！！！！？
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続く (更新停止中)
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おるが(プロフ) - トナさん» トナ様、大変お待たせ致しましたーーーーー!!!またお楽しみいただける様、ちょっとずつですが更新頑張りますねー！コメントありがとうございます！励みになります♪ (2022年4月13日 11時) (
レス) id: 8701f20bcc (このIDを非表示/違反報告)
おるが(プロフ) - いおりさん» お話愉しんで頂けているようで嬉しい限りです。まったりとですが更新を再開しておりますので、またよろしければ覗いてみてやってください♪コメントありがとうございました！ (2022年4月13日 11時) (レス) id: 8701f20bcc (このIDを非表示/違反報告)
トナ(プロフ) - 久々の更新待ってました...!!!!!!楽しみに待ってます♡ (2022年4月12日 1時) (レス) @page30 id: 277f38f1a9 (このIDを非表示/違反報告)
いおり - わちゃわちゃ感が最高で見ていて、笑顔になりました!!更新、楽しみに待ってます!!!! (2021年2月25日 19時) (レス) id: 0fd6172cb6 (このIDを非表示/違反報告)
おるが(プロフ) - たろさん» コメントありがとうございます♪お話、愉しんで頂けているようで嬉しい限りです♪まったりですがこれからも更新して参りますので、お楽しみいただける様頑張りますねー！ (2020年11月23日 2時) (レス) id: 8701f20bcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おるが
| 作成日時：2019年9月16日 2時
