お話 67 ページ27
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「あー！そうだ、それ！どっちが本物のジミンでしょうか？！ってやろうって言ってたんですよ、ここ来る前までは…。」
テテさんに見事ぶっ壊されたんですけどねー…とさっきまでのドタバタを思い出しながら遠い目をしていたら、なにかしら俺の苦労を感じ取ってくれたらしいユンギさんにクスッと鼻で笑われる。
「なんだそれ、あー…でも、同じ格好してたら見分けつきにくそうだな。声と話し方でわかるけど。」
「ですよね、ジミン声高いし！」
テテさんはその見た目に反して結構低かったけど、ジミンもグクも、さっき話したソクジンさんも結構声が高かったなぁ…なんて思いながら、答えていると、だいぶ調子が戻ってきたらしいユンギさんが大きな伸びをしながら俺の座る場所を開けてくれた。
「いや、お前も結構高い方だろ、それ。似せようと思えば割といけるんじゃね？まぁ、話し方でバレ確定だろうけどな！」
「よし、今からジミンの観察しよう。」
「やめとけ、あれはなまりが強いから。」
「あ、やっぱり。あれ、なまりなんだ。たまに聞き取れないのあると思ってたんですよー…！」
この会話、ナムさんが聞いたら卒倒するのかなー…ユンギさん年上だし…。
なんて、話した中では一番話しやすい人かも！なんて思いながら、特に言葉遣いを咎められることも無くて、そのままユンギさんが開けてくれた場所に腰をおろして話を続ける。
「あのー…一つ聞いてもいいですか？」
「あー、なんだ？」
本当に、聞いてもいいかどうか、口を開く直前まで悩みに悩んだんだけど、やっぱり気になったし、駄目ならこの人ならスパッと駄目って言ってそれで終わらせてくれそうだし…いいかな、と思って、意を決して口を開く。
「シャワーでのぼせるってなにごとですか…、シャワーって、シャワーって、浴びるだけじゃないですかッ！！！」
言った…言っちゃった…。
一瞬の沈黙、超怖いんだけど…！！！！
なんて思っていたら、怒るでもなく、なんとも罰が悪そうな感じでユンギさんが、俺の質問に対して答えてくれた。
「あ゛ー…、それ、正確にはシャワーじゃねぇんだよ。シャワー後のドライヤー。」
「…は？」
「髪乾かすのにぼんやりしてたらあの豪風の熱風に当たり過ぎたらしくてな、それでぼやーってなってさらにそのまま風浴びてたら……のぼせたんだよ…。」
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おるが(プロフ) - トナさん» トナ様、大変お待たせ致しましたーーーーー!!!またお楽しみいただける様、ちょっとずつですが更新頑張りますねー！コメントありがとうございます！励みになります♪ (2022年4月13日 11時) (
レス) id: 8701f20bcc (このIDを非表示/違反報告)
おるが(プロフ) - いおりさん» お話愉しんで頂けているようで嬉しい限りです。まったりとですが更新を再開しておりますので、またよろしければ覗いてみてやってください♪コメントありがとうございました！ (2022年4月13日 11時) (レス) id: 8701f20bcc (このIDを非表示/違反報告)
トナ(プロフ) - 久々の更新待ってました...!!!!!!楽しみに待ってます♡ (2022年4月12日 1時) (レス) @page30 id: 277f38f1a9 (このIDを非表示/違反報告)
いおり - わちゃわちゃ感が最高で見ていて、笑顔になりました!!更新、楽しみに待ってます!!!! (2021年2月25日 19時) (レス) id: 0fd6172cb6 (このIDを非表示/違反報告)
おるが(プロフ) - たろさん» コメントありがとうございます♪お話、愉しんで頂けているようで嬉しい限りです♪まったりですがこれからも更新して参りますので、お楽しみいただける様頑張りますねー！ (2020年11月23日 2時) (レス) id: 8701f20bcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おるが
| 作成日時：2019年9月16日 2時
