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「A!!」
「お、きたきた」
「すげーな、一分もたってねえ」
『た、たかくん大丈夫?』
「はぁ、ハァ…ッ大丈夫」
肩を思い切り上下させている姿を見て、本当に焦って駆けつけてくれたことを察する。
「おい、マイキー…」と三ツ谷くんは口を開くと、2人は仲良く言い合いを始めてしまった。
「んで、アイツのどこが好きなんだよ」
『えっ』
急にドラケンくんにそんなことを質問されて肩が上がる。
「ん?」
『ぇっと……や、優しいところ…』
「他は?」
『め、面倒見が良くて…一番は、家族思いなところ…』
「そっか」
『と、というか…別に私は三ツ谷くんのこと好きとかじゃ…!』
「違うのか?」
『…………違わないです』
ジーッと真っ直ぐな目で見られて「この人には嘘つけないな」となんとなく思って白状する。
というか、この時間は一体何…!?
ドラケンくんはなんだか大きいから怖い。
…ダメよ、A。“人は見た目で判断しちゃいけない”って三ツ谷くんと関わって知ったでしょ!?
「アイツ、良いヤツだから」
『へ…?』
とても優しく微笑んでそう言う彼。
『(……あぁ)』
三ツ谷くんはとても素敵な人だから、こうやって周りにも素敵な人が集まるんだろうなって思った。
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【本当、ごめんな。アイツらが言ったことは気にしなくて良いから。おやすみ。】
【大丈夫だよ!お休みなさい!】
なんとなく、気にしてる気にしてないには触れないようにメールを返信する。
あれからマイキーくんとドラケンくんとは無事に(?)友達になることができ、三ツ谷くんが家まで送ってくれた。
『はあ…』
とりあえず嫁とか言われてなんか恥ずかしい。
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水原カノ(プロフ) - 釉夢さん» えー!ありがとうございます!(*^^*)がんばりますっ! (2021年9月18日 15時) (レス) id: e0da8650d9 (このIDを非表示/違反報告)
釉夢(プロフ) - じゅ じゅつの作品から飛んできました! 夢主ちゃん天然でかわいいですね!投稿頑張ってください! (2021年9月16日 22時) (レス) id: 04e2962a49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水原カノ | 作成日時:2021年9月16日 21時