ハッピーシュガーライフ【パズドラクロス】

Life２・(名前)箱庭 ページ9

Noside


蒼井ランスの愛は甘い


ブォ〜
ランスがAの髪をドライヤーで乾かす


ラ「Aの髪の毛サラサラ」

「ん〜」

ラ「寝る前にちゃんと乾かそうな」

こてん

Aがランスにもたれかかる


ラ「(…甘い)」


幸福で溢れたこの二人の城は
一人の人間の犠牲によってできている


ラ「もう寝るか」









ランスside



「(じっ)」

Aがじっとこちらを見ている


ラ「Aどうし」


プニッ Aが俺のほっぺをプニプニする


「やわらかい
えへへ、ランスだーいすき」



甘い欠片で余すことなく
俺の中が満たされていく


これが愛


愛がわからなかった俺の前に現れて
天使みたいにささやいてくれる


Aは俺だけのシュガーエンジェル


俺はこの子との正活を守らなきゃならない
もっと愛を知りたいから



ラ「さて…このゴミどこかに捨てよう」


俺はラッピング袋をつかむ



俺は家から少し離れた川にやって来た

こことかに捨てようか…


俺がゴミを捨てようとした時…


ラ「！！」


誰かの気配がした

誰かにつけられてるのか？
だとしたらまずい…


俺はそのままゴミを持ち帰った






次の日


チャ「え？じゃぁその女の人は
タイガーを騙してたんですか？」


タイ「そうそう…まじで"殺してやりたい"」


ラ「ダメだろ」


チャ・タイ「「え？」」


ラ「殺したらダメ」


タイ「冗談に決まってんだろランス」


チャ「そうですよいくら何でも
恋愛のために殺しとかしないですよ」


そう言ってタイガー達は笑う


ラ「そうか」


チャ「でも憧れますよね
スリルのある恋愛物語って」


タイ「乙女か！」


チャ「違いますよ！」


いやまぁ…チャロの容姿だと
女に見えないこともないか…


チャ「あ…今ランス、何か考えましたね」


わかるんだ、すごいなお前


タイ「まぁ…でもいいかもなそういうの
今度俺、先生に手出して見ようかな」


チャ「例えば〜学年主任の櫻井先生とか？」


タイ「あ〜清潔でいいよな
そういや独身って」


チャ「マジですか？」


こいつらは本当にこういう話題が好きだよな…


ラ「でも先生と生徒って面倒くさそう」


タイ「モテ男は夢を見なさすぎだぁ〜」


先生「蒼井くん、ちょっといいですか？」


噂をすれば櫻井先生が来た

俺は櫻井先生に呼ばれて廊下に出た

確かにこの人は見た目は大人しそう

だけど…俺には分かるこの人は…









店長と同じような匂いが
…苦い匂いがする

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