ハッピーシュガーライフ【パズドラクロス】

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ランスside

店長「あのな、カッコイイからバカでも
許されてチヤホヤされてきたんだろうが

社会はそんなに甘くないんだぞ？
キミはここで迷惑をかけた

だから給料も減った、わかるだろ？」



ラ「勝手に減給するのが許されるんですか？」



店長「そうさ…許される
だってこのプリンスインペリアルは

俺の愛の王国なんだから

主(マスター)である俺が
愛せない子はいらない、どんな子であっても」


ラ「…愛？」


店長「そうだ蒼井くん
俺はキミも愛してあげているんだ」


ラ「……」


"ねぇランスくん…これが愛"
俺の脳裏に思い出したくない人が浮かぶ


ラ「やっぱり納得できないです
だって…ダメですよ店長
"ミセイネンニテヲダシタラ"」


店長「は？」


ラ「俺、見たんです
三星さんに告白された日
店長ここに三星さんを
連れ込んでましたよね？」


店長「だから何だ
言いがかりをつけるのはやめろ」


ラ「言いがかりじゃないですよ
だってここに充満してる…

店長と三星さんが"そーいうことしたって匂い"

じとじとして気持ち悪い店長の匂いが
三星さんを飲みこむ感じ」



店長「はぁ？！」



ラ「なんなら三星さんに
直接聞けばいいんです」



店長「…はっ…そんなことできるわけないだろ」



ラ「どうして？できますよ？」



だってバレバレだから店長の部屋の
クローゼットに閉じ込められてることくらい


店長「…え？」


ラ「だからデキマスヨ？」


俺はクローゼットを睨みつける


店長「(ゾッ)」


ラ「そうしたらどうなるんでしょうね

イケメンで優しいって評判の店長が
実は淫行条例にひっかかるような男だなんて

上手く三星さんを言いくるめたのかも
しれませんけど、もし訴えられたら
懲役だってありえるんですよ？


そうなったらかくせませんよ？
王様の貴方が周囲から向けられる
白い目に耐えられますか？」


店長「…っキミはなんなんだ！！
ガキのくせに大人に対する態度がなってない」


ラ「そのガキに対してどうして
我慢できなかったんですか？

そんなに嫌でしたか？
自分よりこんなの子どもが
みんなに注目されること」


店長「当たり前だろ！ここは俺の王国だ！

俺はみんなを愛してあげていた
みんなも俺を愛す義務がある

なのに三星さんはキミを好きだと言った
そんなの許せるはずない

だから俺の愛を教えこんであげたんだ！
それはもう体にじっくりとな

あぁ？！それの何が悪…い…」


店長はやっと気づいたようだ
俺が隠れて動画撮影してることに


ラ「…すごい表情(カオ)」

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