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Aside



「いたいのいたいのとんでけ〜」


この人なんで私の名前知ってるんだろう
Aって言ったよね


『神戸Aちゃん』


ん?こうべ…



ア「うっうぅ…っ」



「……泣いてるの?」



ア「…私ね汚れてるんだ

あの日あの男に体中をいじられてからずっと

だけどね貴方に触ってもらうと
浄化されていくみたいで嬉しいの…」



けがれてる…

その意味が私にはよくわからなかった



「よしよし髪の色がきれーな人よしよし」



ア「…アナっていうの私の名前」



「アナ…?じゃーアナちゃんだ」



「よしよしアナちゃん
悲しくなるから泣かないでね」



ア「うん、うん…ごめんね」





アナちゃんの頭をなでていると
私の頭の中にあの人が浮かんだ


なんだろう


私はあの人にもこうしてあげてた


なのに…どうして


苦しいよ 悲しいよ どうしてかすごく


忘れちゃいけなかった気がするのに








アナside


あぁ天使だ


私を癒やしてくれるテンシ!


間違ってなかった


初めて張り紙を見た時のこの子が
私を浄化してくれるって直感は
マチガイジャナカッタ



あぁ…!Aちゃん

まさか本当に会えるなんて

私が頑張っていたの神様は見ててくれた

もっとさわってほしい

もっともっと私をピュアにしてもらいたい






「…わかんない」


ア「え?」


「なんで思い出せないんだろう
…っわかんないよォ」



Aちゃんが急に泣きだしてしまった



「うう…う…ランスならわかるのかなぁ」



ランス…?…同じ名前なだけだよね…



ア「それって貴方の家族?」



「かぞく…?」



ア「貴方のことずっと探してるよ
お父さんとかお母さんとか
いつも一緒にいた大切な人達が」



「…わかんないよォ」



ア「ああっ!うん!そうだよね」



そうだ!



ア「なら私が連れてきてあげる
だから大丈夫」


「…ランス?」


ア「うん」


「…そっかアナちゃん私のことも
知ってたもんね
ランスのことも知ってるよね
じゃあお願いします」


そう言って彼女は私に頭を下げた


ア「…それまで私の家にいてくれる?」


「うん!」





そう…見つかるまで
私はAちゃんと手を繋いだ

ゾクゾクゾクゾ


ア「〜っ!ハァ…ハァ…」


この子にはもっと私をピュアにしてもらいたい


神様許してあともう少しだけだから


ア「さぁいこう」





ドカッ! ものすごい痛みが私を襲った

男「まさか戻って来るとはなぁ〜」

男2「女のくせに調子のんなよ」


私はすぐに理解した

殴られた…と

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饅頭(プロフ) - えっえっえっ何か最初のランスがバイト増やすみたいな話したところで泣いたんですが…えっえっえ?神?神なんですか!? (2020年2月23日 21時) (レス) id: bb1145914b (このIDを非表示/違反報告)
堕天使ルビィ - そらら@まひぃ?さん» ありがとうございます(>人<;)そんな風に言ってもらえるととても嬉しいです!これからも更新頑張ります! (2018年7月21日 16時) (レス) id: 38a6d50887 (このIDを非表示/違反報告)
そらら@まひぃ?(プロフ) - 内容が面白いです!しかも好きなものなので...更新頑張って下さい! (2018年7月21日 13時) (レス) id: 0d6a48f466 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミルト* | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年7月18日 11時

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