今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:16,889 hit
小｜中｜大
136 ページ36
【Aside】
シャルと手を繋いだまま、アパートに戻ってきた。
そして、彼は自分の部屋の鍵を開けた。
『私、自分の部屋戻るよ。』
「…俺、ずっと我慢してたんだよ。
Aに触れたくて仕方がなかった。
正直、どうにかなりそうなんだよね。
だから、俺の部屋に入ってよ。」
シャルは繋いでいる手の指を絡め、恋人つなぎをしてきた。
私も久しぶりにシャルに触れ、心臓がうるさい。
『それは私も…触れたかった。』
「じゃあ、俺の部屋に入って？」
シャルの久しぶりの小悪魔。
心臓がキュンッとしてしまう。
『分かったけど…何もしないでね。』
「え？何を想像してたの？」
シャルはニヤッと笑い、ドアをガチャリと開けた。
私は顔を真っ赤にし、『もう！』と怒ったが、彼は飄々としながら私の手を引っ張った。
これは、誘導尋問ではないか？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 22人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きなこもち | 作成日時：2021年5月2日 11時
