俺と同じ翡翠色【シャルナーク】 (ページ43)

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脅しページ43

画面にはイルミに針を突きつけられているAが映っていたのだ。

瞬間俺のオーラが倍増するのが分かった。

ﾋｿｶ「そうそう♡これだよこれ♢」

ｼｬﾙ「お前…これ以上Aに何かしたら俺も許さないよ。」

ﾋｿｶ「じゃあ僕と闘ってよ♢」

ｼｬﾙ「は？」

ﾋｿｶ「正直オーラの倍増したシャルと闘いたいってのが本音♡

Aはシャルを捕まえる餌でしかない♤」

言い方ムカつくなこいつ。

ﾋｿｶ「別に断ってもいいんだよ♢

その代わり大切な彼女がどうなってもいいならだけどね♡」

言動から察するにヒソカが今映している画面はビデオ通話だろう。

ということは今俺がここで下手に動けば彼女の命はない。

ﾋｿｶ「ねぇ、シャル♢

今ここで何も得ることができないなら次に何をすればいいか…頭のいい君なら分かるだろう？♡」

ヒソカは不気味に笑う。

ｼｬﾙ「わかった。闘うよ。

その代わり早く彼女を解放して。」

ﾋｿｶ「そうこなくっちゃ♡

もしもし、イルミ？♢

もう彼女は解放していいよ♤」

そう言うとヒソカは携帯を切った。

ﾋｿｶ「さぁ、一体一で闘おう♡」

ｼｬﾙ「いいけど周りに迷惑がかからないところね。」

ﾋｿｶ「うん♢」

俺はクロロにメールで“Aのこと頼むね”とだけ送ってアジトを去った。