始まり ページ2
【シャルside】
俺たちは突然団長に収集され、アジトに集まっていた。
ｼｬﾙ「団長、今日の仕事は？」
ｸﾛﾛ「今回は競売だ。」
と、ニヤリと笑うのは我らがリーダー、クロロ=ルシルフル。
ｼｬﾙ「その言い方だといつもの競売と違うの？」
ｸﾛﾛ「さすがだな。今日の目当ては一つだけだ。」
ﾉﾌﾞ「一個だけとか珍しいな。」
ﾏﾁ「だね。団長なら競売の品全部掻っ攫うとか言いそうだけど。」
ｸﾛﾛ「期待はずれだったところ申し訳ないが狙い物は一つだけだ。」
ﾌｪｲ「団長、何かあたね。
そんなこと言うなんて団長らしくないね。」
ｸﾛﾛ「皆、疑いすぎじゃないか？」
ｼｬﾙ「だって今までそんなこと言ったことなかったじゃん。」
ｸﾛﾛ「確かにな…。」
ｼｬﾙ「納得しちゃうんだ…。」
ｸﾛﾛ「まあとにかく、今回は俺とシャル、マチだけで行く。」
ｼｬﾙ「え、俺？」
ﾏﾁ「アタシ達が選ばれた理由が分からないんだけど。」
ｸﾛﾛ「理由はいずれ分かる。
あと、今から出れるか？」
ｼｬﾙ「え、早くない？！」
ﾏﾁ「作戦とかはないのかい？」
ｸﾛﾛ「今回は普通の客として会場に入るから作戦とかはなしだ。」
待て待て、展開が早すぎる。
するとノブナガが手を挙げた。
ﾉﾌﾞ「俺たちがここに集められた理由は？」
ｸﾛﾛ「それもいずれ分かることだ。」
ｺﾙﾄﾋﾟ「納得いかないけど団長命令なら仕方ないね。」
ｸﾛﾛ「では行ってくる。」
と、俺の運転する車で競売会場に向かった。
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作者名：きなこもち | 作成日時：2021年4月16日 17時
