【好きです 鈴木くん!!】片想い、両想い 〜part1〜

＊42話＊ ページ44

「次の種目は女子騎馬戦。

大将のハチマキをより多くとった組が勝ちとなります」





「よーし｡がんばろーね！A！」


『うん！』





ハチマキをまいて、準備完了









するとあることに気づく





マスクをした星野さんとその隣に見たことない女の子がマスクをしている





「あれ？星野さん。

まだ、カゼ治ってなかったの？」


「おう…じゃなくて、はい」









ん？この声、忍に似てる気が





『メガネすごいくもってるみたいだけど、
大丈夫？

声も低くなってるけど…』




「カゼですから」








ちひろが背ちょっと伸びてない？と聞くと


成長期にはよくあることですと答える星野さん









うん。これ絶対、忍だよね





「そっか。お互いケガしないよう気をつけようね」





とちひろが言うと





「おう、まかしときな。


いえ、まかしとけでございます」





しゃべり方も忍に似てるし…









そして、私は隣にいる女の子の顔をまじまじ見る





この子、望だよね…









なんで、2人とも女子の騎馬戦出てるのかな…









戦いが始まって確信した





忍と望だね








この日、爽歌にはアイアン星野という異名がつき、

望にはアイアンの相棒という異名がついた









白組は無傷で勝利した

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