【好きです 鈴木くん!!】片想い、両想い 〜part1〜

＊38話＊ ページ40

それから、お土産屋さんを見たり

田楽を食べたりしたあと、





６人で新撰組の衣装に着替えて写真をとってもらった









するとちひろは輝と星野さんが楽しく話している写真をカメラで撮った









悲しそうに笑っているちひろを見て、忍は

ちひろのことを輝の方へ押し、2人のツーショットを撮った








ちひろも忍も優しいね









『忍ー。カメラ貸して！』





私はカメラを忍から受け取り、


ちひろを忍の方にポンッと押す










そして、シャッターをきった









「A!?」




驚くちひろに私はいたずらっぽく笑う





『へへっ』









すると隣にいた望が口を開く





「オマエもすげー優しいと思うぞ」





『ありがとね！』









帰りの電車の中





「だめだ星野!!

それババだから取っちゃダメ!!」





「輝、アホか、オマエ


ババぬきの意味ねーっての」





と、プリンスに頭を叩かれる輝








輝と星野さん、ラブラブだな〜









そんなことを思い、頬を緩ませながら窓の景色を見ていると


隣に誰かが座った









『忍？』





「さ、さっきのお礼にオレ様と写真を撮らせてやるよ」





と、顔を赤くしながら言う忍





『ありがと…』





私は忍からカメラをかしてもらい、

カメラのレンズをこちら側にして





写真を撮った









ピースをしている私に


隣で少し照れくさそうな忍









きっと、修学旅行は輝くような思い出になる









帰宅後





忍はちひろとのツーショットとAとのツーショットをひきのばし、

部屋に飾ったそうです





「忍坊ちゃま。


お幸せそうで何よりです♡」

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