【好きです 鈴木くん!!】片想い、両想い 〜part1〜

＊11話＊ ページ13

劇の練習も終わり、教室にカバンを取りに向かっている









教室の近くまで行くとしゃべり声が聞こえてくる





ちひろと星野さん？









私はガラッとドアを開ける





「A！」


「Aさん！」


『２人ともまだ残ってたの ？劇の練習？』





私が聞くとちひろが答えてくれた





「聞いて、聞いてA！


星野さん、台本のセリフ全部覚えるんだって！」


『すごっ！星野さん！ 』


「いえいえ…そんなこと…」





星野さんは恥ずかしりながら答える






可愛いな…









それから私たち３人は、少し残って練習をした









次の日









劇の練習を衣装を着て練習しています









「それじゃ、伊藤｡今のシーンもう一回!!」


「はい!!」









ちひろ、可愛い








周りの男子目がハートになってるよ









すると忍がクラスに来てちひろを見て顔を赤くしている









「お、オマエ、なんだそのカッコは！！

コスプレか！？」


「何よ、鈴木忍

劇の練習しないでくれる？」





ちひろは呆れながら答える





「それと、コスプレじゃなくて衣装よ｡


うちのクラスが創立祭で発表する、

「不思議なアリスのガラスの靴と7匹のうさぎ」


私はアリス役なの！」









台本を見せながら言うちひろ









忍の顔を見るとまだ、顔を赤くしている





ズキンとする胸を抑えながら忍に声をかける





『忍！ちひろ可愛いよね〜？』





私が聞くと反論する忍





「べ、別に！


めちゃくちゃ似合ってるとか思ってねーからな！」





『忍って素直じゃないけどわかりやすいよね』





私が笑いながら答えるとまたまた、反論してくる忍









私を見てからさらに顔が赤くなったのは気のせいですか？

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