【好きです 鈴木くん!!】片想い、両想い 〜part1〜

＊10話＊ ページ12

「＿＿＿さて、来月末に開催される我が校の創立祭だが





1年4組は劇を行おうと思う」








所変わって、教室





今は創立祭についての話をしています！








プリンスの言葉に男子の中でブーイングがおこる





「え〜めんどくせー!!」





「演劇部顧問であるオレのクラスになった宿命だ｡

あきらめろ、オマエら｡


異論は求めなーい」





私はプリンスの言葉に苦笑い








「脚本オレ

監督オレ

演出オレだ!!


配役や係はくじびきで公平に決めるから安心しろ!!」









そしてどんどんくじを引いていく





大道具か衣装係でありますように！









そんな願いもかなわず、





私が引いたくじには”別の国の姫”と書かれている





マジですかー！！



出番少ないからまだいいけど、台詞覚えるの苦手なんだよぉー！！





うなだれていると後ろから声をかけられる





「A何だった？

オレは大道具だったぜ」





『望〜〜!!』


「おい、どうした？」





若干私の反応にびっくりしている望





『別の国の姫役だったよぉー！！

セリフ覚えんの苦手なのに…』








そう言うとまたまた、後ろから声をかけられた





「私は主役だったわ…」





ちひろも困ったという顔をしていた





『そうなんだ…

私より断然、セリフ多いね…』


「うん…まあお互い頑張ろうね！」


『だね！』









上手く演じられるかはわかんないけど頑張ろう









そして、


私は別の国の姫


ちひろはアリス


輝は大道具


望も大道具


星野さんは衣装係となった

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