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Episode4 降谷SAIDO ページ6

今日警察庁に組織の仲間が侵入した。

風見から事前に作戦は聞いていた…。NOCリストを奪われれば、世界中が混乱する。

Aは全てを知っていたのだろう。事前に用意していたNOCリストを、本物とすり替えていたらしい。

組織の仲間…キュラソー…確保は出来なかった…。

だがそれよりも、Aを縛る新しく就任した総理大臣…大川和弘…。

今目の前に居るAに傷をつけたのは…きっと彼だろう…。

降谷「守れなくて…ごめん…」

あ「大丈夫…。ねぇ、零」

降谷「ん?」

あ「いつか…いつか…私をあそこから助けてくれる?」

とAは今にも消えてしまいそうな…そんな顔をして俺に言った。

俺はAを強く抱きしめ、「必ず助ける」と言った。

俺は、彼女を風呂へ誘導した後Aの父親に電話をした。

極道頭『どうかしたかい?』

降谷「急にすみません。少し頼みたいことがあります」

極道頭『なんだい?』

降谷「無理を承知で頼みます。Aを縛る者から彼女を解放するため、貴方の力が必要なんです。なので…総理になっていただけませんか?」

極道頭『ほぅ…またそれは無理難題だね。承諾した。以前からそっち方面に手を出し、いつでも総理になれるようにしてあるから、安心してくれていいよ』

降谷「流石ですね。では、後は頼みました」

そう言って俺は通話を切り、一息ついた。

これで、彼女を縛る鎖は減った。後は、俺次第だ。

そして、数分後にAが風呂場から出てきて俺も風呂に入り数分後に出て、寝室へ向かった。

Aはベッドへ寝そべりながら、パソコンを弄っていた。

降谷「NOCリストの偽物、事前に作っていたらしいな」

あ「こんな事もあろうかと用意していただけの事だ。長官たるもの、先読みし危険を回避する。それが、部下を守る上司のありの姿だろ?」

降谷「…。Aは…なんでも背負いすぎだ。少しは俺にも分けろ」

あ「零もいっぱい重たいの背負ってるじゃないか。私のは、それらが軽くなった時に分けてあげる」

そう言いながら、彼女はニヒッと笑った。

不覚にも俺はその顔に萌えた。

あ「ちょ、ちょ、ちょい!何してんだおバカ!」

降谷「萌えた。運動会を開始する」

あ「意味わかんないんだが!?」

抵抗するAを押さえつけようとするが、彼女もかなり力がある。

なにせ、ツェリスカを片手で持てるし、腰に常に装備しているのだからな…。

下手をしたら、俺より力はあるだろう。

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ヒメリン(プロフ) - ありがとうございます!喜んで頂けて嬉しいです(*´Д`*) (2018年7月7日 1時) (レス) id: db3d26a702 (このIDを非表示/違反報告)
Blue purple(プロフ) - 戯れの絵最高です。美味しかったですw (2018年7月7日 1時) (レス) id: f313cfa636 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヒメリン | 作成日時:2018年5月31日 0時

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