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Episode3 ページ5

キュラソーは組織の人間…。私が撃った弾を瞬時に避けれるくらいの、身体能力を持っているのだから…。

しかし…困ったな。私が得た情報が正しければ…彼女は生まれつきの障害で瞬間記憶能力を持っているはず…。なんとかして見つけなければ…。

振り向くと、赤井秀一と零が睨み合っていた。私は思わずため息をついた。

―prprpr

誰だ?…総理…こんな時になんの用だろう。

あ「はい」

総理『おい。デカい騒ぎがあると情報が来ているぞ。どういうことか報告してもらおうか』

あ「はい。今から参ります」

逃げられない…か。仕方ないよね…これが私の運命なんだもの…。

私はスマホを握りしめ、自分の車に向かおうとした時腕を掴まれた。振り向くと零が私の腕を掴んでいた。

降谷「今日俺の家に来て…」

必死な顔で零は私に言った。

あ「うん…」

私はそう言って、零の手をそっと腕から放し車に乗って総理の居る所へ向かった。

そして、総理に報告すると他の大臣達もそこに居たので、罵 声を浴びせられた。そして、総理は私を殴り蹴った。パワハラで訴えるぞ。

総理「国に従え。お前にはそれしかないのだからな。分かったらこの件を迅速に解決しろ!」

あ「はい。了解致しました総理」

私は大臣達と総理に一礼をして、その場を去り車を走らせ零の家に向かった。

―ピーンポーン

降谷「はい」

あ「私」

―ガチャ

降谷「!…お帰り…A」

あ「ただいま…」

零は何も言わない…。有難いけど…きっと…心の中ではモヤモヤしているんだろうな…。

私はお風呂を借り、シャワーを浴び10分で出てリビングへ行くと美味しそうなご飯が並んでいた。

あ「流石零。美味しそう」

降谷「ご飯まだだろう?」

あ「うん。ありがとう。頂いても?」

降谷「どうぞ」

うん。美味しい。一口二口私は零が作ったご飯を食べていく。そして、数分で食べ終わった。

あ「ごちそうさま」

降谷「おそまつさま」

零は私が食べ終わった食器を片付け、洗い物をし始めた。私は、後ろから零を抱きしめた。

降谷「…どうした?」

あ「…。総理に…国に従えって言われた…。お前には他に選択はないって…」

そういうと、零は水を止め私を抱きしめた。

あ「れーいー。せめて拭いてからにしてー冷たい」

降谷「仕方ないだろ…。…酷いな…痛かっただろ…」

そう言いながら零は、私の頬を触り曇った顔をした。

そんな顔をしないでほしい…。これは…どうしようもないことなのだから…。

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ヒメリン(プロフ) - ありがとうございます!喜んで頂けて嬉しいです(*´Д`*) (2018年7月7日 1時) (レス) id: db3d26a702 (このIDを非表示/違反報告)
Blue purple(プロフ) - 戯れの絵最高です。美味しかったですw (2018年7月7日 1時) (レス) id: f313cfa636 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヒメリン | 作成日時:2018年5月31日 0時

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