Episode2 ページ4
ふむ。今キュラソーが情報を見ているはずだ。
私は、サーバールームがある所へ向かっていると、零が居た。バレないように気配を消し、壁に隠れた。
すると、誰かが走っている音が聞こえ零がスッと出た。私は、それに合わせ壁から出て駆け足で向かった。
降谷「その目…まさか!」
風見「降谷さん!避けて!」
キュラソー「ふっ」
あ「逃がさない」
キュラソー「!」
―バンッ
あ「な!?」
避けた!?なるほど…流石ラムの腹心…。
キュラソー「見つけたわ。ラムのお気に入り」
あ「は?…え。ちょ」
降谷「!A!!」
私はキュラソーに抱えられ、窓を突き破りそのまま地上へ着地する。私もたいがいだが…コイツもたいがいだな。
あ「よっ!」
キュラソー「くっ」
私は身をよじり、キュラソーの背中を膝で蹴り腕から逃げた。キュラソーは、直ぐに車を盗み逃走。
私は、ダッシュで愛車に乗り急いで追いかける。後ろに零の車がついてきていた。その後ろに、赤井秀一の車もついてきていた。
零が気付いたら五月蠅そう…。全く…何故あそこまで恨むのやら…。
そう思っていると、キュラソーがドリフトしてカーブを曲がっていたので私もドリフトをする。
零も赤井秀一も、同じようにドリフトをしていた。あ。言い合いしてる…。いや、あれは零が一方的にか。
私は運転しながらインカムをつけた。
ジン『…NOCリストにバーボンとキールが載ってねぇとはな…読みが外れたか。だが、あのAがNOCだったとはな。度々組織に侵入し、情報を盗んでいるのは知っているが…。会うのが楽しみだぜ』
ふん。私に弾を当てれないくせに、何を言っているのやら。だが、うまく引っかかったな…。
NOCリストに載せたのは元警察官で、保護下にある者達のみ。零と水無さんの名前と他の人たちの名前も、書き替えてある。彼らは気付かないはずだ。
すると、赤井秀一が車を停めていたので私も路肩に停めた。零はそのままキュラソーを追いかけて行った。
多分、渋滞で逆走してこっちに戻ってくるはず…ならここで待ち伏せして車を停めるしかない。
赤井秀一も同じようだ。そして、キュラソーの車がやってきた。私は車に積んでいたライフルを構え、タイヤを狙う。
―パンッ
―パンッ
同じタイミングで、前輪の両方のタイヤに弾が当たりパンクした。
もう一つの弾は赤井秀一か。流石、シルバーブレッドと呼ばれた男だ。私は急いで、キュラソーの所へ行こうとしたが、車がずり落ち爆発した。
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ヒメリン(プロフ) - ありがとうございます!喜んで頂けて嬉しいです(*´Д`*) (2018年7月7日 1時) (レス) id: db3d26a702 (このIDを非表示/違反報告)
Blue purple(プロフ) - 戯れの絵最高です。美味しかったですw (2018年7月7日 1時) (レス) id: f313cfa636 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒメリン | 作成日時:2018年5月31日 0時