. ページ23
.
そうだ
僕は
あの時
里香ちゃんの
死を
拒んだ
五条「呪いをかけた側が主従制約を破棄したんだ
かけられた側が罰を望んでいないのであれば解呪は完了だ
ま、その姿を見れば
分かりきったことだよね」
乙骨「……全部僕のせいじゃないか」
乙骨は泣き出していた。
乙骨「里香ちゃんをあんな姿にして
沢山の人を傷つけて
僕が夏油に狙われたせいで皆が死にかけた
全部っ……全部僕が…………!!」
里香「憂太、ありがとう」
里香はそっと憂太を抱きしめた。
里香「時間もくれて、ずっと側においてくれて
里香はこの6年が生きている時よりも
幸せだったよ
バイバイ、元気でね
あんまり早くこっちに来ちゃダメだよ?」
乙骨「……っうん」
またね
────
──────
五条「今更だが夏油の件、君に非はない
憂太がいなくてもアイツは必ず
乙骨「ですかね……」
五条「それからコレ!」
乙骨「あっ、学生証先生が拾ってくれたんだ」
五条「いや、僕じゃない
僕の親友だよ、たった1人のね」
ある冬
真希「オラ憂太!!いつまで待たせんだ!!」
雪が降るほどではないが息が白くなるほど寒い日。
真希「行くぞ」
彼の左手の薬指には指輪が輝いていた
まだ物語は始まったばかり
前日譚_END
74人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Hiyoriusui1211(プロフ) - 禪院ですよ (2021年4月16日 17時) (レス) id: bfed2b86e3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おなす。Ёё | 作成日時:2021年3月14日 21時