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そうだ

僕は

あの時







里香ちゃんの

死を

拒んだ








五条「呪いをかけた側が主従制約を破棄したんだ
かけられた側が罰を望んでいないのであれば解呪は完了だ

ま、その姿を見れば
分かりきったことだよね」

乙骨「……全部僕のせいじゃないか」








乙骨は泣き出していた。








乙骨「里香ちゃんをあんな姿にして
沢山の人を傷つけて

僕が夏油に狙われたせいで皆が死にかけた

全部っ……全部僕が…………!!」

里香「憂太、ありがとう」








里香はそっと憂太を抱きしめた。







里香「時間もくれて、ずっと側においてくれて

里香はこの6年が生きている時よりも
幸せだったよ


バイバイ、元気でね
あんまり早くこっちに来ちゃダメだよ?」

乙骨「……っうん」
















またね









────
──────









五条「今更だが夏油の件、君に非はない

憂太がいなくてもアイツは必ず高専(ココ)に来てた」

乙骨「ですかね……」

五条「それからコレ!」

乙骨「あっ、学生証先生が拾ってくれたんだ」

五条「いや、僕じゃない


僕の親友だよ、たった1人のね」


































ある冬









真希「オラ憂太!!いつまで待たせんだ!!」









雪が降るほどではないが息が白くなるほど寒い日。









真希「行くぞ」









彼の左手の薬指には指輪が輝いていた





































まだ物語は始まったばかり









前日譚_END

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Hiyoriusui1211(プロフ) - 禪院ですよ (2021年4月16日 17時) (レス) id: bfed2b86e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おなす。Ёё | 作成日時:2021年3月14日 21時

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