自然操作の子【呪術廻戦】 (ページ16)

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夏油「場所は呪いの坩堝、東京新宿!!呪術の聖地京都!!

各地に千の呪いを放つ
下す命令は勿論” 鏖殺 ”だ

地獄絵図を描きたくなければ
死力を尽くして止めにこい

思う存分、呪い合おうじゃないか」

菜々子「あーーー!!夏油様お店閉まっちゃう!!!」

凄くピリついた空気感が一瞬で壊れる。

夏油「もうそんな時間か、すまないね悟

彼女が竹下通りのクレープを食べたいときかなくてね
お暇させてもらうよ

いやはや
あんな猿の多い所の何が…」

五条「このまま行かせるとでも?」

夏油の言う前に被せて五条が言う。

夏油「やめとけよ」

すると突然一つ目の巨大な呪霊が出てきたのだ。
それだけでは無い、いつの間にか他の呪霊にも囲まれている。

夏油「それでは皆さん、戦場で」

ヒラヒラと手を振りながら
先程の鳥で帰って行った。

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───────

一件が落ち着いた頃
樹神は自室に居た。

『夏油……傑……』

そう呟きながら、右手の指先で花を咲かせていた。

『……』

その咲かせた花、
白百合をクシャッと握り潰したのだ。

『……ッチ』

舌打ちをしてベットから起き上がり
することがないのでとりあえず廊下を歩く。

『……ん?』

教室で話し声が聞こえた。
声からして乙骨と真希だろう。
あまり盗み聞きは良くないと思い別の場所に行くことにした。

乙骨「僕は真希さんみたいになりたい

強く真っ直ぐ生きたいんだ」

『!!』

樹神は立ち止まった。

『強く……真っ直ぐ……』

樹神は拳をきつく握る。

それと同時に教室から出てきた真希。
顔が少し赤い。

真希「Aじゃねぇか」

『真希ちゃん…………顔真っ赤だよ』

真希「っな、違ぇからな!!」

『うん、大丈夫だよ、私応援してる』

真希「だから違ぇって!!」

闇よりい出でて闇より黒く
その穢れを禊ぎ祓え

真希「!!」

『!!……真希ちゃん、!』

真希「あぁ、!」

何かに気づいた2人は急いでその元凶の元へ足を速める。

乙骨「高専(がっこう)に” 帳 ”が下りてる!!!

誰が……どうして!??」

夏油による” 帳 ” が高専に下りたのだ。