幼馴染は意地悪社長 (ページ26)

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目黒くんとお昼を食べて、人事部に戻って来ると

深澤「いや、ほんっとにすいません！」

ふっか先輩が電話越しに謝ってた

先に戻って来てた雪菜ちゃんに聞いてみるか

「深澤部長、何かあったの？」

雪菜「いや〜私もわかんないんです。戻って来て、しばらくして電話がかかってきてそれからずっとああなんです」

ふっか先輩は、ずっとペコペコ頭を下げている

まさか、どっかの取り引き先の人だったりして！？いや、営業部じゃないないんだからそれはないか

深澤「いや、俺だってそんなるなんて思ってないよ！ちゃんと誘いなって言ったし！………………はい、聞きだします聞きだします。………………えっ！？それも俺なの！？入手困難なんだよ！無理だって……………はい、俺のせいです。はい、はーい」

どうやら話は終わったみたい。ふっか先輩は、電話を切り、ため息をひとつついて

深澤「八嶋ちゃーん」

私を呼んだ

「はい、何でしょうか」

深澤「はあ、さっき俺があげた遊園地チケット、目黒くんと行くんだって？なんで阿部ちゃん誘わなかったの〜」

「いやいや、あの悪魔と一緒に行って楽しめる訳ないじゃないですか」

深澤「阿部ちゃんも拗らせてすぎなんだよ」((ﾎﾞｿｯ

「何か言いました？」

深澤「いや、何も。ところでいつ行くの？」

「今週の土曜日にいｋ「土曜日！？早くね！」

うっわぁ、取れる自信ねぇ……でも、怒られんのもやだしなぁ………なんてよく分からない事をボソボソ言いながら椅子に雪崩るふっか先輩

深澤「ふぅ！分かった。ありがとう以上」

「えっ、それだけですか？！」

深澤「うん。それだけ。さっ、仕事の続きして下さい！」

そう言って、自分のデスクに戻された

雪菜「Aさん、チラッと話聞こえちゃったんですけど、目黒くん遊園地ってどういうことですか！」

「地獄耳なの？」

私達のデスクは、ふっか先輩のデスクとまあまあ離れてる

雪菜「で、どういうことですか」

「どうも何もそのまんまだよ。目黒くんと遊園地に行くの」

雪菜「ってことはデートじゃないですか！！いいなぁ目黒くんとデートなんて」

「彼氏が居るでしょ？」

雪菜「1度でいい。あんなイケメンとデートがしたい」

「彼氏さんに怒られるわよ。ほら、仕事仕事」

雪菜「はーい」

こうして、私たちは午後の仕事を再開した

てか、ふっか先輩に目黒くんと遊園地に行くって話したっけか？まあいっか