幼馴染は意地悪社長 (ページ24)

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週末が開け、また月曜日がやってきた

通常通り、仕事をしてると

深澤「八嶋〜」

「はい！」

深澤部長に呼ばれた。ふっか先輩のデスクの前に行った

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「お呼びでしょうか」

深澤「うん。お呼びしました」

「なんか不備でもありましたか？」

実はさっき、出来たやつを提出したばかりなんだよね

深澤「ああ、ちょっとあったけど、それは置いといて」

置いとくんかい。

ふっか先輩は、自分のカバンから何やら出して来て、私に見せた

「……遊園地のチケットですか？」

深澤「そっ、最近新しく出来た遊園地なんだけど」

「まさか一緒に行こうぜ的なやつですか……」

深澤「ちげーよ！笑そんなことしたら俺が抹消さてちゃうよ〜」

「抹消？……」

深澤「まあ、てな訳で。あげる」

「はい？」

深澤「阿部ちゃんと行ってきなよ」

「はあ！？」

深澤「Aちゃーん、声大きぞー」

言われたことにびっくりして、結構な声量が出てしまって、周りが一斉に見られてしまった

「すいません……」

深澤「とにかく、はい」

「あ、ありがとうございます……」

ふっか先輩から、遊園地のチケットを受け取った

そこから数時間して、お昼の時間に

チケットを手に持ちながらエレベーターに向かうと

目黒「あっ、Aさん」

「おお、目黒くん。お疲れ様」

目黒「お疲れ様です。食堂行く感じっすか？」

「うん」

目黒「俺っす。一緒に食べましょう」

「うん。いいよ」

目黒「ﾖｯｼｯ」

「………あっ！」

目黒「どうしました？」

「そっか。目黒くんと行けばいいんじゃん！」

さっきもらったチケット。この前、デート？に誘われたけど、亮平と川島くんが家の掃除をしてくれてたから断ったんだよね

「目黒くん、これ、一緒に行かない？」