幼馴染は意地悪社長

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「あの悪魔めぇ！！！」


深澤「まあまあ」



今、私はどこに居るかと言うと、会社の大会議室に居ます。なぜここにいるかというと、あの悪魔のせいでしかない！

昨日、家まで送ってもらうまでは良かったんだけど




.




.




『ありがとう』

阿部『いいえ、俺の運転良かったでしょ？』

『まあ取りたての頃よりはね。でもやっぱり荒い』

阿部『えー、そっか』

『じゃ』

阿部『あっ、明日、Aも出ることになってるからよろしくね』

『はっ？』

阿部『じゃあ、おやすみ〜』

『えっ！ちょっと、亮平！？』


亮平は、言うだけ言って帰ってしまった

私は慌ててふっか先輩に連絡を取って、確認したら



深澤『〖Aの名前乗ってるわ笑〗』



とのメールをもらった


『なんてこった……』




.




.




「あの悪魔、悪魔通り越して鬼だよ！あの人！ねぇ、ふっか先輩」


深澤「はい、指さしながら言わないの。立場を考えなさい」


「だってー！」


深澤「分かったから分かったから。でもいいじゃん。俺らは好きな日に休めるんだから」



この社内会議に出た人は、代休として好きな日に休める事になっている

でも、そんなの関係ない！



「(˘^˘ )ﾌﾟｲｯ」


深澤「はあ…」





如恵留「そろそろ始めますので、ご着席お願いします」



川島くんの声でぞろぞろと着席していって、社内会議が始まった


ただ、始まったのはいいんだけど、私には何がなんだかさっぱりで、ここに居る必要があったのかとモヤモヤしてた

社内会議って言ってもほぼ報告会みたいなもんだから、右から左へ受け流す状態で聞いてる


そんなこんなでボーッとしてたらいつの間にか社内会議は終わった




深澤「お前、ちゃんと聞いてたか？」


「ちゃんと聞いてましたよ。右から左へ受け流しながら」


深澤「それ、聞いてるって言わないから」


「てへっ！」


深澤「まあ、別にいいけどさ」



ふっか先輩と部屋を出ようとした時






？「あの！」


「はい？」


深澤「………」


「そうですけど」

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