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パーンっ!!
「あっ!始まちゃった!急ご!」
阿部「始まったばかりなんだから慌てんなよ。こっち」
「えっ、」
花火が打ち上がる神社方をすぎ、どこかへ連れてかれた
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阿部「ほら、こっちの方が綺麗に見える」
「うわぁー!!」
目の前には綺麗な打ち上げ花火
亮平に連れられて来たのはちょっとした丘。神社の方はすごい人混みだったけど、この丘には私たち以外誰も居ない
阿部「神社からだと近すぎてちょっと見にくだろうから少し離れたこの丘なら綺麗に見えるってわけ」
「凄いね!……やっぱり調べたの?」
阿部「……悪いか」
少し拗ねて、口を軽く尖らせてそっぽを向く亮平
昔から拗ねると口を尖らせる。変わってないぁ
「悪くなんかないよ。ありがとう」
阿部「ん……」
「あれ?照れてる?笑」
阿部「照れてねぇーよ!俺はいいから花火見ろよ」
「だね!」
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花火は休むことなく、ずっと空に打ち上がっている
「綺麗〜」
阿部「…うん……綺麗だな……」
色んな色で色んな形で
「あっ!ハートだ!星も!」
阿部「うん」
「ああ〜いつまででも見られちゃうよね」
阿部「うん。いつまででも見られる」
「でしょ!えっ……」
私は、ずっと花火が上がる空を見ながら話してた
でしょ!っと言って亮平の方を見たら、亮平とバチッと目が合った
亮平はどこか儚くとても愛おしいそうに私を見てた
「りょ、亮平?」
亮平は無言で私の頬を包み込むように触れた
阿部「本当、ずっと見れられる」
「っ………!」
亮平は花火じゃなくて、私の事見てたの?
すると、ゆっくり亮平の顔が近づいた
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気づいた時にはもう、唇が重なってた
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名無し - まだですか?待ってますね! (2021年9月16日 17時) (レス) id: 0532935fdc (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続き待ってます! (2021年8月31日 6時) (レス) id: 0532935fdc (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 更新まだですか?続き楽しみにしてますね! (2021年6月20日 8時) (レス) id: 30769a7346 (このIDを非表示/違反報告)
姫美(プロフ) - 名無しさん» ありがとうございます(*'ω'ノノ゙ (2021年6月1日 8時) (レス) id: 8f20ccbeb8 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続き楽しみにしてますね! (2021年5月31日 23時) (レス) id: 30769a7346 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:姫美 | 作成日時:2021年4月10日 22時