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紗栄子「どうぞ、粗茶ですが」
「ありがとうございます」
春樹「それで、彼女は本当にAなんですね」
「はい。藤崎さんの娘さんです」
そう言うと、藤崎さんは目に薄ら涙が
春樹「見ていない内にあんなにでかくなってたなんて。びっくりしました。所で、Aとはどういう関係なんですか？阿部さんは」
「ああ、えっと………」
ここは、全部話した方が良さそうだよね。そう思い藤崎さんと離れてからのAの事を全部話した
「なので、今は一緒に暮らしてます」
春樹「そうでしたか……ありがとうございます。Aの事」
「いえいえ。それで、折り入ってご相談なんですが、Aの事、お願いできませんか？」
春樹「…………ちょっと難しいですね」
「………そうですよね」
春樹「申し訳ありません。僕はもそろそろ定年退職になるものであまり余裕もってがないです」
「大丈夫です。でも、Aとはこれからも会ってもらえますよね」
春樹「もちろんです。戸籍上では他人ですが、しっかり血の繋がった親子なんですから」
「ありがとうございます」
そして、俺は、藤崎さんの家を後にした
「さて、どこ行ったかな？Aは」
電話するか
Purrrrrrrr……
ｶﾞﾁｬｯ
A『もしもし……』
「今どこ？」
A「……車停めた所に居ます」
「分かった。そこからどっか行かないでね」
A『お、お父さんと何話したんですか？』
「ん？んー、ただの世間話だよ。あっ、お父さんね、いつでも遊びに来ていいってさ。A」
A「えっ」
歩きながら、話していたらあっという間に駐車場に着いていた
「血の繋がった本当の親子なんだから大丈夫だよ」
A「阿部さん……」
「帰ろう」
A「はい！」
そして、その日から数日
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Aが居なくなった
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姫美(プロフ) - ゆづさん» ご指摘ありがとうございます。そのような事は全く知らずに気にしないで書いていました。ありがとうございます (7月9日 18時) (
レス) id: e1e54020a8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ(プロフ) - 姫美さんの作品楽しく拝見しています。親が離婚して親権が片方にいってももう片方が戸籍上他人になることはないので、誤解を与えるような言い回しが気になってしまいました。数年前のお話に今さらすみません。 (7月9日 12時) (レス) @page15 id: 3b58ea24e9 (このIDを非表示/違反報告)
姫美(プロフ) - みなみさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2021年2月14日 20時) (レス) id: 8f20ccbeb8 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - お話更新の通知が来て嬉しかったです！！続きも楽しみにしてます！ (2021年2月14日 19時) (レス) id: ea38b8c63f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姫美 | 作成日時：2020年10月31日 23時
