推しと仲良くなってしまった… (ページ45)

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おまけ ver.ころんページ45

論視点

うん。そろそろしてもいいんじゃないかって思ってる。

付き合って2ヶ月ちょっとくらい経った。けど付き合ってるのに友達みたいな関係。
そろそろ恋人みたいなことをしてみたい。そう思い始めた。
だから僕はAをデートに誘った。その時に…！！

で、今日はそのデート日。絶対Aより早くつこうと思って30分前に着いた。けどもうAはいた。

論「いや…A早くね！？」
『あ、論くん、ここだよ！楽しみすぎて早く着いちゃった』

Aは手を振りながらこっちに来た。早く着いた理由可愛すぎない？？えぇ？流石僕の彼女。←

論「遅れてごめん！えっと、カラオケ行こっか！」
『うん！行く！』

あ、恋人っぽいことをするのも今日の課題だけど僕が歌い手の"ころん"っていうことを言うっていう課題もある。頑張らなければ…！

ってことでAとカラオケに来た。すると大きなすとぷりのポスターが柱に貼られてた。え！まじか…これは予想外だった…
Aは他のアーティストのポスターを見ててすとぷりのは見てない。これ、僕だよ！って言いたいけど店員さんもお客もいるし、まだAは知らないし…あまり気にしないようにしよ。。

そしてカラオケの部屋に来た。
マイクとタブレットを2個ずつ取ってAの前に1つ置く。
僕は自分のタブレットの方で"すとぷり"と打った。

『論くん、何歌うの？』
論「あ！えっと…あ～A、驚かないで聞いてね…？」

Aはきょとんとして頷いた。

論「僕、配信者って言ってYouTubeとか配信アプリとかで配信をするっていう仕事してるんだ…」

Aはどんな反応をするだろうか。嫌いにならないでほしい。嫌がるだろうか。いろんな不安が頭を過ぎった。
けどAは『あ、うん』と言った。
案外あっさりしてたな…

論「びっくりしないの？！」
『えっと…知ってるっていうか……気づいてたっていうか…』

Aからは衝撃の事が。
知ってた？気づいてた？僕が…ころんってこと…？

論「まっじかよ…！早く言ってよ！！！」
『あはは！ごめんね！論くんがいつ言うか分からなかったから言えなくって…』

笑い事じゃないよ…くそぉ……昨日一生懸命なんて言おうか考えたの、バカみたいじゃん！！

『あ…ねぇ、一つだけお願いがあるんだけど、さ。』
論「なにぃ」
『これ…一緒に歌いたい…！』

Aが見せたのは僕とさとみくんのあの歌だった。

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