参拾肆話 ページ39
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取り敢えず、夜を待つ事になった。今回の鬼は昼の間も人を稀に襲う事があるが、大抵が夜。矢張り鬼の習性的なものは抜けないらしい
「と、富岡様くるしいっに、御座いますっ」
「………」モフモフ
「確かに触っていると心地がいいなこんのすけは!!」
「私の毛並みが〜!」
いいのかこんなホヤホヤで
日も暮れ、街の家の灯りがちらほらとつき始めた頃。私達は茶屋の椅子で団子を食していた
こんのすけは随分彼等と馴染んだらしく、やいのやいのと騒いでいる。いい年した男二人が狐と戯れる……いや、顔だけは無駄に良いからまだ変なものには見えない。にぃ様方の方が綺麗だけど
「…食え」
「え」
ぼんやりそんな事を考えていたら、三色団子を突き出された、食えと。相変わらず何を考えているか分からないが、これは仲良くしようと行動してきているのか?取り敢えず無下にはできないから有り難く団子を受け取る
「有難う御座います…」
「…美味いからな」
いつの間にか煉獄さんの膝の上で撫でられまくるこんのすけ。富岡さんと団子を食そうとした時だ
ざわり
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サフラン - こちらは名前変換できないのですが、仕様ですか?? (2020年1月23日 8時) (レス) id: e0eb430469 (このIDを非表示/違反報告)
ヨルニウタウ(プロフ) - 蒼硝子さん» 有難う御座います!! (2019年7月14日 2時) (レス) id: f4141d9563 (このIDを非表示/違反報告)
蒼硝子(プロフ) - いえいえ大丈夫ですよ!!ヨルニウタウさんの作品大好きなので、いつも更新楽しみにしてます!!応援してます!!頑張って下さい!!((´∀`*)) (2019年7月14日 2時) (レス) id: bea0e07bc6 (このIDを非表示/違反報告)
ヨルニウタウ(プロフ) - 蒼硝子さん» お恥ずかしい限りです…気をつける様にします。本当に御指摘有難う御座います (2019年7月14日 2時) (レス) id: f4141d9563 (このIDを非表示/違反報告)
蒼硝子(プロフ) - いえいえ、間違いやすいですもんね、富と冨の字!! (2019年7月14日 2時) (レス) id: bea0e07bc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヨルニウタウ | 作成日時:2019年6月18日 19時