【刀剣乱舞】毛利の脇差【鬼滅の刃】

弍拾弍話 ページ26

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「ぅ、あ、いた、いたぃ。いたぁいぃぃい、ぃいいいいぃぃいいぃぃぃぃいいぃい」
(…思考が幼い？)



この鬼の雰囲気からして、相当な数の人を喰らってきた筈だ。なのに、発言や行動が幼い
再生していく腕を振り回しながら、おいおいと泣く鬼。その間も、時間遡行軍の気配は消えない、しかし姿はそこにはない



「…っまさか」



融合しているのか




「ぁあ、痛いよぅ、痛いぃ、ぅうぅ、うううう………ぇ？代わってくれるのぉ…うん、うん、わかったぁ」



パキリ

鬼の身体にひびが入る。パキリ、パキリ。ゆっくりと、ゆっくりとひびが広がる。まるで、鏡が割れるみたいな


「なっなぁ、君、あれは、あれは何なんだ」
「…とりあえず、最早鬼ではないものですね。鬼と似ていますが、貴方は下がっていてください」



きます




パリン




禍々しい姿が現れる。それは卵から孵る雛の様に、母から産まれた赤子の様に



咆哮した




「ゥッァ"ァ"ア"ァア"ァァッア"ァァア"ァ"ァァァ"！！」





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