50話 ページ10
｢助けてくれてありがとう至さん｣
｢ん？あー、どういたしまして｣
なんだか煮え切らない返事で、目もちゃんと合わない。一体なんだと言うんだ。
｢わざわざ声掛けてくれて、至さんって面倒なこと嫌いだと思ってたから意外だったよ｣
｢俺だって別に誰でも助けるわけじゃないよ｣
｢え……｣
まだ、私とは目を合わそうとしない。
誰でも助けるわけじゃないって事は、私だったから、私が困ってたから来てくれたってことで良いのか??
そういう自惚れてしまうような事は言わないでほしいけど…、期待してしまいそうになる。
こんな事を思うってことは、多少なりとも私の中に至さんに対する好意がある事は否定できない。
いつ好きになったのか、自覚はない。
｢え、好き？｣
｢多分…｣
｢何きっかけよ｣
｢わかんない…｣
｢何それ…｣
至さんと別れてからの昼休み。一ノ瀬を誘って食堂へ行ったところまでは良かったけど、
私がふわふわしていたらしく、彼女は何があったのと問いただしてきた。
素直に気持ちを打ち明けたのになかば呆れ気味だし、自分でだってよくわかっていないんだ。
仕方ないと思う。こっちが聞きたいくらいなのに。
｢徐々に好きになった感じ？｣
｢うん、多分そう…｣
｢告白は？｣
｢いやー、まだ好きって確信してるわけじゃないし…｣
｢なるほど。＿＿まあ様子見でいいんじゃない？向こうがどう思ってるかわかんないし｣
｢なんか期待してもおかしくないような発言が…｣
｢なにそれ｣
�牴兇世辰栃未肪�でも助けるわけじゃないよ��
｢ほぉー！｣
｢ほら、評判いいだけあって…優しいんだけどさ。そんな事言われちゃうとね…｣
｢確かにな、でもそういうの軽く言えちゃう男もいるからね｣
｢男こわ｣
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紅彩＊date0505 - おーかみさん» 大好きと言っていただけて本当に嬉しいです…、ありがとうございます！ご意見、参考にさせていただきます、感謝です(；▽；) (2018年3月16日 12時) (
レス) id: 37cc8a5c5b (このIDを非表示/違反報告)
おーかみ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！ 読んでいてすごく楽しかったです！ 続編希望です！ でも一番は書きたいものを書いていただきたいです！ いつもすごく楽しみにしてたのでこの作品が大好きです！ これからも応援してます！ (2018年3月16日 4時) (レス) id: 5647cf93fb (このIDを非表示/違反報告)
紅彩＊date0505 - 華燕さん» 素敵と言っていただけて、意識して書いていた部分だったのでとても嬉しいです(´；ω；｀)ご意見参考にさせていただきます。ありがとうございます！！ (2018年3月15日 20時) (レス) id: 37cc8a5c5b (このIDを非表示/違反報告)
華燕(プロフ) - 完結おめでとうございます！！飾らない2人がとても素敵でいつも更新楽しみにしてました(*´`)続編希望ですが新作も気になります〜！頑張ってください！！！ (2018年3月15日 18時) (レス) id: 0ff00abdd3 (このIDを非表示/違反報告)
紅彩＊date0505 - 猫パンダさん» 読んでくださりありがとうございます！よすよす気づいていただけたみたいで良かったですwご意見、感謝です！ (2018年3月15日 15時) (レス) id: 37cc8a5c5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅彩＊date0505
| 作成日時：2018年2月11日 10時
