67話 ページ27
｢Aおいで、部屋行くよ｣
｢なんで!?｣
｢万里がうるさいから｣
｢いやいやいや！困る！リアルはギャルゲーとは違うからね!?
部屋に連れ込んだからっていい雰囲気にはならないよ!?｣
｢マジか｣
｢絶対わかって言ってるでしょ!!｣
付き合って早々ギャルゲー展開に持ち込まれてたまるか。絶対に清く正しい恋人ライフを送ってやる…っ！
｢至さん、私今日は帰るから…離してくれる？｣
｢嫌だよ。ゲームしてから帰って｣
｢ゲームが必須条件で帰ってもいいのか｣
なかなか緩いなこの人。
さっさと負けて今日は帰ってやろう。
｢良いよ、ゲームしよう至さん｣
｢よっしゃキタコレ｣
｢あーあ、すぐ帰れるわけねぇだろ…Aサンバカだなぁ…｣
｢＿＿素敵ですね、あのお2人！｣
｢おー椋、あーゆー感じのカップルが好きなのかよ。
もっとイチャイチャしてる方がいんじゃね？｣
｢それも好きです！でもそれは漫画の話で…、
実際見てみるとお2人の様に付き合っても関係性が変わらない方が見ていて幸せです｣
｢椋…お前めちゃくちゃ大人だな｣
｢そうですか??｣
万里くんと椋くんが自分達のことを話していることなんて露知らず、
私は至さんの後について部屋へ向かった。
前に来た時より散らかってる。
｢荒れてるね、至さん｣
｢……。誰のせいだと思ってるの？｣
｢あ…私か｣
｢そうだよ｣
入口で立ち止まっていた私の頭をぽんぽん、と撫でた至さんは不満なわけではなさそうで、
どちらかと言うと微笑んでいたように見えた。
彼はゲーム機の電源を入れながら、
｢俺がAを好きになった理由知りたい？｣
なんて聞いてきた。
そりゃあ知りたい。
どうせ条件付きで教えてくれるんだろうな…。
｢俺に勝ったら教えてあげる｣
｢勝ったらって…｣
余裕の笑みでコントローラーを渡してきた。
こっちだってそこそこのゲーオタだ。舐められちゃ困る。
至さんに勝って絶対に聞き出してやる!!
｢かかっておいでA｣
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紅彩＊date0505 - おーかみさん» 大好きと言っていただけて本当に嬉しいです…、ありがとうございます！ご意見、参考にさせていただきます、感謝です(；▽；) (2018年3月16日 12時) (
レス) id: 37cc8a5c5b (このIDを非表示/違反報告)
おーかみ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！ 読んでいてすごく楽しかったです！ 続編希望です！ でも一番は書きたいものを書いていただきたいです！ いつもすごく楽しみにしてたのでこの作品が大好きです！ これからも応援してます！ (2018年3月16日 4時) (レス) id: 5647cf93fb (このIDを非表示/違反報告)
紅彩＊date0505 - 華燕さん» 素敵と言っていただけて、意識して書いていた部分だったのでとても嬉しいです(´；ω；｀)ご意見参考にさせていただきます。ありがとうございます！！ (2018年3月15日 20時) (レス) id: 37cc8a5c5b (このIDを非表示/違反報告)
華燕(プロフ) - 完結おめでとうございます！！飾らない2人がとても素敵でいつも更新楽しみにしてました(*´`)続編希望ですが新作も気になります〜！頑張ってください！！！ (2018年3月15日 18時) (レス) id: 0ff00abdd3 (このIDを非表示/違反報告)
紅彩＊date0505 - 猫パンダさん» 読んでくださりありがとうございます！よすよす気づいていただけたみたいで良かったですwご意見、感謝です！ (2018年3月15日 15時) (レス) id: 37cc8a5c5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅彩＊date0505
| 作成日時：2018年2月11日 10時
