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42話 ページ2

「本当にありがとうございます…」

「いいよ〜〜、Aさん1回会ってるもんね〜」

「は…っ、覚えてる…神か…」


茅ヶ崎さんから衝撃的な発言を聞いてから、夜のうちに乾かされていたカッターシャツを来てキッチンへと向かった。

そこには監督さんと臣くんが居て、合わせてお礼を言わせてもらった。

その後すぐに降りてきた三角くんにお礼を言うと、彼はニコニコしながらまた部屋を出ていった。

ちなみに茅ヶ崎さんはソファーに座ってずっとスマホをいじっている。


「あの、私も名前で呼んでもいいですか?」

「っはい!?」

「なんだかこれっきりになるのは寂しいですし、仲良くさせてもらえたらなって!」


やっぱりこの監督さんぶっ飛んでるな…。

有難いことこの上ないし、名前呼びなんて許可を取らなくてもいくらでも呼んでくれて構わない。

茅ヶ崎さんなんて初のお茶会で呼び捨てだったし(一応申請はされたけど)。


「私なんかの名前でよければどうぞ呼んでください…っ」

「やった!」

「良かったな、監督」

「うん!」


こんな事で喜んでもらえるなら私はこの監督さんを幸せにすることが出来るかもしれない。

そう思わされた朝だった。






「じゃあもう行こうかA」

「あ、うん!__お邪魔しました、またお礼をしに来ます」

「構うな。これからも劇場に足を運んでくれりゃそれで良い」

「さ、左京さん…っ」

「名前で呼ぶなやめろ」


「A、涙で気持ち悪い顔になってるから後で直した方が良いよ」

「ありがと茅ヶ崎さん…」

「………」

「茅ヶ崎さん?」

「ねぇ…」

「うん?」

「なんで俺は名前じゃないの?」

「うん???」


「い、至さん…」
「茅ヶ崎お前…」


「会社の人だから、かな?」


確かに言われてみれば劇団員の皆様の事は名前で呼ばせてもらってるけど、茅ヶ崎さんに関しては苗字だ。

自分で言った通り仕事とプライベートの線引きの為でしかないが、どうやら質問者は納得がいっていないようだ。

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設定タグ:A3! , 茅ヶ崎至 , 紅彩*date0505   
作品ジャンル:恋愛
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紅彩*date0505 - おーかみさん» 大好きと言っていただけて本当に嬉しいです…、ありがとうございます!ご意見、参考にさせていただきます、感謝です(;▽;) (2018年3月16日 12時) (レス) id: 37cc8a5c5b (このIDを非表示/違反報告)
おーかみ(プロフ) - 完結おめでとうございます!! 読んでいてすごく楽しかったです! 続編希望です! でも一番は書きたいものを書いていただきたいです! いつもすごく楽しみにしてたのでこの作品が大好きです! これからも応援してます! (2018年3月16日 4時) (レス) id: 5647cf93fb (このIDを非表示/違反報告)
紅彩*date0505 - 華燕さん» 素敵と言っていただけて、意識して書いていた部分だったのでとても嬉しいです(´;ω;`)ご意見参考にさせていただきます。ありがとうございます!! (2018年3月15日 20時) (レス) id: 37cc8a5c5b (このIDを非表示/違反報告)
華燕(プロフ) - 完結おめでとうございます!!飾らない2人がとても素敵でいつも更新楽しみにしてました(*´`)続編希望ですが新作も気になります〜!頑張ってください!!! (2018年3月15日 18時) (レス) id: 0ff00abdd3 (このIDを非表示/違反報告)
紅彩*date0505 - 猫パンダさん» 読んでくださりありがとうございます!よすよす気づいていただけたみたいで良かったですwご意見、感謝です! (2018年3月15日 15時) (レス) id: 37cc8a5c5b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅彩*date0505 | 作成日時:2018年2月11日 10時

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