ベージュ・ホワイト色 ページ30
キ｢で、何？その、話したい事って。｣
｢うん。あっと。えっと。その、、、｣
キ｢またかｗ 落ち着けよ笑｣
言わなきゃ、ちゃんと声に出して。
「ありがとう!
“頑張れ”って言ってくれたこともだけど
その、励ましてくれて、、、モデルにもなってくれて。
私、フジ先輩に負けちゃったけど。
でも、晴れ晴れしてる。キヨのおかげだよ、きっと。
本当にありがとう」
キ｢おうｗ そっちこそ、おつかれ。｣
・
・
・
｢それじゃ、、、、｣
キ｢おいいい？!それだけだったのかよｗ｣
“それだけ”って言われても、、、
というか、キヨの今の顔マヌケな顔だなｗｗｗ
キ｢“話したい事がある”って言うから、
てっきり、もっと大事な話かと｣
｢いやいやいや、
私からしたら、めちゃくちゃ大事な話だったんだけど？!｣
キ｢わかった、わかったから笑
てことは俺の方が大事な話って事だな。｣
キヨが急に真面目な顔になる。
聞く方の私まで緊張するぐらいに、、、
静かな空気の中
キヨが、私の目を貫くようにまっすぐとこちらを見る。
そして、ゆっくりと口を開いた。
キ｢俺は、Aの事が、好きだ。｣
え、、、、、？
キ｢“大事なのはどんだけ自分の思いを伝えられるかって事なんじゃねーのか？”
っていったろ？｣
キヨのさっき言ったことが頭に残って響く。
頭の整理が追い付かない。
でも、、、
すごく、うれしい。
キ｢反応しろよｗ｣
｢え、あ、うん。
こっちは反応しすぎて、頭が大変なんだよね。｣
キ｢それは、、ごめん｣
｢私もキヨの事が好きだよｗ｣
キ｢不意打ちは卑怯だろ///｣
｢てことで一緒に帰りますか。｣
キ｢そだな｣
純粋な白っぽい少年と、明るく黄色っぽい少女は
仲良くオレンジ色の夕日に染まりながら手をつないで帰ったのでした。
Fin.
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ワルピヨ - カイさん» ホントですか?! そう言ってもらえてうれしい限りです（´ω｀*） コメントありがとうございました。 (2016年8月2日 18時) (
レス) id: ee7c19dabb (このIDを非表示/違反報告)
カイ - 完結おめでとう！面白かったです！ (2016年8月2日 5時) (レス) id: f0ce6cbdec (このIDを非表示/違反報告)
ワルピヨ - もうすぐで、完結予定です。 更新頑張りまっする°（｀・ω・´）。 (2016年7月16日 21時) (レス) id: ee7c19dabb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ワルピヨ | 作成日時：2016年1月30日 23時
