人魚を売ってるとは聞いていない【ツイステ】

スラム街 ページ2

主人公side

今日は散歩がてら



スラム街に来てみた。


相変わらず虚ろな目をした人が沢山いる


国はなんで動かないのだろうか



私はスラム街によく散歩に来る



理由はネバーエンドシティの町は目がチカチカして


私には眩しすぎる…



だから逃げ場としてスラム街によく来ているのだ


(来すぎて見飽きてきたなー)


なんて考えながらスラム街を歩いていると




店「そこのお嬢さん!!うちの店の品見ていかないかい？」


いかにも怪しい店の店主が話しかけてきた


『い、いやー…ちょっと急いでるので…』


当然嘘だ。急いでなんかない



逆に暇すぎて死んでしまう程だ



だが面倒事にだけは関わりたくない



店「そんな事言わないで!!ちょっとだけでも見ていかないかい？少し!!ほんの少しだけ!!先っぽだけでも!!」



店を見るのに先っぽだけとはなにかと疑問が生まれたが


あいにく私は押しに弱いのである


『…っ!!少しだけなら…』


案の定私が折れた


店「よく言ってくれた!!外で立ち話もなんだから店の中へさぁさぁ！」


中は案外普通のお店だ、



家具や動物、


なんでも揃ってると言ったところだ


店「お姉さん、ちょっとここで待っててくれ、奥から物を持ってくる」


レジの前に立たされた私


それからすぐ、


店主が持ってきたものは…

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