Fischer's game

Game 20 ページ21

マサイ「また手分けして探す？」





ーーーーーーAはどこかに設置されている檻の中で眠っている








シルク「いや、今回は全員で行動する」





ーーーーーー制限時間は、20分







シルク「俺が先頭に立つから、モトキは一番後ろで後方頼んだ」

モトキ「はいよー」

シルク「極力戦闘は避けて、探すことを徹底的にしていこう」





ーーーーーーその檻には時限爆弾が仕掛けられてある








俺らは一斉に走り出した。












ザカオ「あと何分！？」

マサイ「えーっと、あと10分もない！」

シルク「やべぇ、わっかんねぇ」

ダーマ「探してないとこっつっても、結構あるからなー」

モトキ「一個ずつ探すのは時間かかるしねぇ」

ぺけたん「どうする！？時間やばくないっ？」


ンダホ「Aが敵に捕まったとこって、映画館だったよね」





その一言を聞いた瞬間、俺らはそうだった！と言わんばかりにンダホへと視線を移した。




シルク「しくった……焦って映画館のこと忘れてたわ」

マサイ「あー、まじですっかり忘れてたな」

ダーマ「今からでもまだ間に合うでしょ」

シルク「だな。行くか」





急いで映画館へと向かう。

奥へと突き進んで、スクリーンへと繋がる扉が並んでいる廊下まで来るとそこには刀が落ちてあった。






ンダホ「Aのだ……」




ンダホがそれを拾い上げる。





シルク「ここは手分けして一つ一つ見ていこう。何かあったら大声で叫んで」




ンダホは俺と一緒にさせて、あとは適当に散らばるよう指示するとみんなそれぞれ行動を開始した。





シルク「俺らは一番奥見に行くから」

ンダホ「わかった」





地図からして一番大きな部屋。

その扉を開けると、スクリーンには赤文字で今の経過時間が映し出されていた。



そして、そのスクリーンの下には、









シルク「Aっ！！！」







檻の中に横たわっているAがいた。

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