【第五人格】消失傑作人形【男主】

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モウロさんが人形を救助をして2人は危機一髪状態になる。




倒れたAくんが立ち上がり人形がチェイスをしている方のゲートへ向かっていった。


人形に攻撃が入った瞬間暗号機に触れてゲートを通電させる。




モウロさんがAさんが向かったゲートと反対側のゲートに向かいウィリアムさんは人形の補助へ向かった。



僕はAくんのところへ向かい、ゲートに着く頃にはゲートが開いていてAくんがゲート前に立っていた。



みんなが脱出する間僕はAくんに喋りかけてみることにした。


もしかしたら喋ってくれるかもしれない…。




イソップ「A…さん。僕の事、覚えてますか？」




『…』




イソップ「あの時のこと、ずっと覚えてます」



『…』




イソップ「話すことが出来ないのではなく…話すことをしてはいけないと言われてるのではないですか？」




『…』





イソップ「Aくん…」




『…』




Aくんは喋ることなく僕の声に全く反応しない。




僕は諦めることなく話し続ける。





イソップ「Aくんは生きている人間…人形のフリなんてしなくていいんだよ」






『…！』



ピクリとAくんが動いた。


Aくんが僕の元へ素早く近づくと僕の首を掴み地面に押し倒した。



いきなりのことで頭が追いつかない。



目を瞑ったままのAくんは僕の耳元で感情のこもってない声で “喋った”。



『ボクニ構ウナ』




そう言ってAくんは僕から退いてゲート前にさっきと同じように立つ。




Aくんが触れた手はとても冷たくてまるで__死人__のようだった。





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