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「…Aさん、！、大丈夫ですか」
事情聴取で会ったのは、私の家の近所に住んでいるおばあさん
よくすれ違って会うことが多く、挨拶程度の会話は何回もしている
「大丈夫です、２回目の事情聴取ありがとうございます」
「いえいえ大丈夫なのよ、少しでも協力が出来るなら幾らでもするから」
数分前、向かう途中に�霤弔気鵑妨世錣譴燭里蓮�"白い車の正体を迫ってほしい"ということであった
「それで事情聴取で聞きたいことって、何かしら？」
「事件が起きた日小瀧さんを見たと話していましたが、男性と車についてお聞きしたいんです」
「あー…その日ね…私も歳だから記憶があれだし、この前来た人達と同じような内容になるけど…」
「大丈夫です、もし知っていることであればなんでも」
私が必死な姿勢でお願いをすれば、下を俯きながら何とか思い出すような仕草を見せた
「小瀧さんと居た男の人…てっきり友達だと思ったから、そんなに見てないのよ…後ろ姿だけしか」
「…そうですか、小瀧さんより背の低い男性ですよね？」
「そう…背は大きくなかったかな、その2人の横に白い自動車が泊まってたんだけど、その男性のかしらね？」
「…はい恐らく、その白い車についてなんですが」
私はスマホで白い車と検索をかけ、画像をおばあさんに見せた
画面に様々な白い車が写っているのを見て、驚いた様子を見せる
「…すみません、この中で似ているだけでもいいので、どんな車だったか教えてくれませんか」
「この中から…わかった」
2人で一緒に時間をかけながら、神山君が使ったであろう白い車を探した
「…あ、これかもしれない」
1つの白い軽自動車を指した
「確かにこんな形だった、そんなに大きくなくて」
「…ありがとうございますっ、」
急いで車のスクショを撮り、画像を送信して、桐山さん達に報告をする
「これでいいの？、私そんなに大したことはしてないけど」
「本当にありがとうございます、捜査が進みそうです」
お礼を言い、�霤弔気鵑筏泙い膿�場に戻ることにした
「Aちゃん、ようやったわ」
「いえ、提案をしてくれた�霤弔気鵑里�かげです」
他の知らない人が白い車について聞いても、ここまでやってくれるかわからない
だが、私であれば顔も知っているし、事情もあるから、多少無理なお願いをしても大丈夫だろう
そう考えた�霤弔気鵑虜鄒錣論�功をした
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作者名：り | 作成日時：2021年10月15日 15時
