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777：名無しさん Invalid Date ID：Se7nIGi
おい早く続き出せよ
778：名無しさん Invalid Date ID：Wes10nIsHi
これって本当なの？
779：名無しさん Invalid Date ID：niShInIGHi
被害者の名前出てるらしいぞ
「はぁ…」
帰ってからも掲示板などを調べてみるが、犯人からの音沙汰は朝から一切無かった
それにしても今日1日は予想外の出来事の連続で疲れた
ご飯も食べないでシャワーだけ浴びてベッドに潜ろうかなって考えた時、インターホンが鳴った
「やっぴー、今日疲れてるでしょ？」
「…のんちゃん、」
ドアを開けると、スーパーのレジ袋をこちらに見せてニコニコ笑ってるのんちゃんが居た
「じゃあ部屋に邪魔するで」
「待って、冷蔵庫に食材ないしお風呂も沸かしてないし」
「だろうと思って来たんよ、今日Aから返信もないし」
「…え、嘘ごめん、今確認する」
私が携帯を確認しようと手を伸ばすと、のんちゃんの長い腕に制止された
「今日大変な事件があって返信出来なかったんでしょ、ネットニュースで見たんよ」
「…うん」
「大変な時は頼ってよ、俺が彼氏なんだからさ」
「でものんちゃんも仕事、」
私が話そうとすると、のんちゃんはこちらに顔をグッと近づけてじっと見つめて来た
「え、な、何」
「今大変なのはAなんだから、Aは頑張り過ぎだよ、顔色良くないし無理しようとしたんじゃない？」
「え、そんな…」
的を得た発言聞き驚くと、のんちゃんはニヤッと笑った
「ははーん図星か、今一旦仕事から離れて待っててな、ご飯と風呂を沸かすから」
「…のんちゃん、ありがとう」
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作者名：り | 作成日時：2021年9月8日 4時
