わたし、正論も嘘も嫌いなんだぁ (ページ33)

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今朝、シスターが物置の床を覗いている奇妙な場面に遭遇したけれど無視をした

私だって結構今日は忙しかった

…逃げられなかったから洗濯物に付き合わされた…疲れた

今は図書室でレイと本読んでる

A｢ねぇ、レイ｣

レイ｢ん？｣

A｢内通者ってさぁ、何がしたいんだろうねぇ｣

ノーマンがもう罠を張ってるらしいからそのうち見つかって分かるんだろうけど

レイ｢ノーマンとも話したけど、内通することになにかしらのメリットがあるからじゃね？

例えば、出荷を逃れて大人になれる……命の保証だよ｣

A｢ふーん、でもその線は薄いと思うんだよなぁ｣

レイ｢…？なんでだよ…まぁ、これも例えばの話だからな｣

A｢ママって結構警戒心強い方でしょ？そのママが内通者からの情報を"信用"してる…つまり多少は疑えど信じてるってこと

そんなの最近なった内通者じゃ無理な話……私は内通者は結構前から内通してたと思うんだよね。その方が時間をかけてママを信用させられるから

メリットは……そうだなぁ、うーん、、、"欲しい物"が貰えるとか？所詮子供が考えることだし……まぁ、ここのみんなは頭イイけどぉ｣

レイ｢…お前って、よく見てんのな｣

レイはそう言って、パタンと本を閉じてお先ーと言って出ていった

私はまだここに残る

いや、だってさ？私頭はいいけど多少知識詰め込んどかないとダメかなって思って午後でもう分厚いの10冊は読んだよね

A｢……私って…やっぱ頭いいのかもぉ〜｣

よし、あと5冊くらい読んだら今日はおっわりー