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クローネ｢2人抱えて走り続けて……疲れたでしょうエマ
休まなきゃ動けないわよね。こんな追われ方したこともないでしょうに
知ってる？ノーマンの弱点は"体力"昔体が弱かったんですってね
レイの弱点は"諦めが少し早いところ"判断が早い分切り捨ててしまうのも早いのね
Aの弱点は"面倒くさがりなところ"本気を出せば実力は計り知れないのに手を抜いちゃうところね
そしてエマ、あなたの弱点は"甘さ"
追われているのに他の子抱えて逃げちゃうような"甘さ"よね……
もしあなたがあの日、収穫を見たのなら私はあなたの味方よ
………………みぃつけた♡｣
エマ｢……｣
さて、残りはあと……
残り8分40秒
ノーマンは圧倒的体力差で追い詰めれば仕留められる
バカね、バラバラに逃げればまだレイの方は時間内なら逃げきれたかもしれないのに…
……
……？
…全然捕まらない！！
何あの子、あんなにヒョロヒョロで体格も体力も私よりも格段に劣っているのに
まるで私が"追わされてる"みたいな……！
ドサッ
クローネ｢ッ！｣
A｢………………びっっっっくりしたぁ｣
クローネ｢…………A？｣
A｢あ、やべ。見つかったぁ……あ、ノーマン｣
なに…？この子……いつからそこにいたの？
そういえばAの姿は鬼ごっこで今初めて見た……隠れていたの？
私にも気づかれない気配の消し方で？
……ただの
この子……いやこの子"たち"……ヤツらが求める最高の神━━━━━
レイ｢20分経過｣
レイ/ノーマン｢俺/僕たちの勝ちだねシスター｣
A｢ｷｮﾛｷｮﾛ…………ねぇ、エマはー？｣
なんて、化け物を飼っているの……この家は
と同時になんて素晴らしい商品を作り上げたのイザベラ
能力的に見て……最有力候補はあの"2人"……いや、"3人"ね
でも、あの子も捨てがたい……
そして、もう1人…………
クローネside
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作者名：空こころ | 作成日時：2021年8月31日 22時
