不思議なあの子はかまぼこ隊の一員です (ページ28)

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26話ページ28

A｢……(終わった…)｣

炭治郎と別れてからの日が経つスピードは早かった

気づいたら、もう7日目に入ってた

私は最後の方だったみたいで、何人か人がいた

蝶の髪飾りをつけてる女の子

ガラの悪そうな男の子

それと善逸

善逸に至っては、なんか1人でブツブツ言ってたから邪魔しちゃ悪いと思って話しかけるのは辞めておいた

あっちも気付いてないみたいだったし

………………炭治郎がいない

A｢ｷｮﾛｷｮﾛ( '-' 三 '-' )｣

若干不安になったが、まだ来てないだけだろうと思って入口の方を見るとそこには、炭治郎が立っていた

A｢炭治郎、良かった。いなかったから心配した｣

炭治郎｢ごめんな、Aも無事で良かった｣

炭治郎と、感動の再会？をしてると、7日前に説明をしていた子供がいた

何処からか出てきたんだろう

頭をひねって考えてると、その子供たちは、話し始めた

黒/白｢お帰りなさいませ｣

ガラ悪い人｢で？俺はどうすりゃいい、刀は｣

白｢まずは、隊服を支給させていただきます。体の寸法を測りその後は、階級を刻ませていただきます｣

なんか、話合ってない……

黒｢階級は10段階ございます。甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸

今現在皆様は、1番下の癸でございます｣

ガラ悪い人｢刀は？｣

白｢本日、刀を選ぶ鋼、玉鋼を選んでいただきます｣

黒｢刀が出来上がるまで、10日から15日かかります｣

ガラ悪い人｢んだよ……｣

A｢…(本当にガラ悪い人だ)｣

刀が好きなんだろうな……

白｢その前に今から皆様に鎹鴉をつけさせていただきます｣

｢カァー、カァー、カァー｣

A｢お前？私はAだよ、よろしくね｣

黒｢鎹鴉は主に連絡用のカラスでございます｣

善逸｢カラス……？これ、雀じゃね｣

A｢…………(雀だ)｣

鎹鴉というのに、何故か善逸の鎹鴉だけ鎹雀だった